FIREまで残り11日でまた不安に襲われるオッサン
FIREまで残り10日ほど、厳密には残り11日になりました。
有給消化期間に入るまでは、あんなに遅々として進まなかったカウントダウンですが、有給消化期間に入ってからは爆速で過ぎ去りましたね。
あと11日でFIRE・・・
多分11日後も今の生活が続くということは分かっていますし、ある意味覚悟もしています。
ただ、これから無職になる割にのほほんとし過ぎているような気もします。
何かやり残しがあるんじゃないかと今更不安になってきました。
今日は会社を辞める前にやっておいた方が良いことを再度考えてみようと思います。
FIRE達成前じゃないとできないことを再考する
FIREすることばかりを考えて、ここ数年過ごしてきました。
ブログでもリタイアをテーマにした記事を何百と書いてきたこともあり、FIREの様々なパターンは考慮済みと言っても良いでしょう。
そんな私にFIREする前にやっておく宿題が残っているとは思えません。
というより、今さらやり残しが判明したところで後10日程度で問題を解消できるのかという疑問は残ります。
ですが、FIREした後に致命的な問題があったらマズイので一応考えておきましょう。
①FIRE後の衣食住
最初に思いつくのはFIRE後の衣食住です。
特に住居ですね。
衣と食は資産で食べていくFIRE生活では、生活費として予算計上されているので、無職になったところで問題はありません。
退職後の住居のみが、FIRE後も問題になります。
社畜の看板無しで住居探しをするのは困難です。
安定した収入が無いと賃貸にしろ分譲にしろ、審査を通らないでしょう。
特に都心で働いている社畜は、FIRE後は引っ越しが必要になるでしょう。
FIREした後も都心に住みたいという強い希望がなければ、家賃の安い地方に引っ越すか、実家に戻ってこどおじFIREすることになります。
家賃はFIRE後の数十年生活していくための最大の支出になるはずです。
生活費は大体4%ルールに沿って、総資産の4%以内を月割りして設定していると思いますので、生活費の30%以内に設定することになるでしょう。
それがFIRE生活で支払える家賃の上限になります。
FAT FIREでもなければ、家賃に使えるのは10万円以内になるでしょうから、地方への移住を検討することになるはずです。
最近、インフレで家賃上昇が問題になってきたので、長期に渡って賃貸住宅を借りることがリスクになる可能性はあります。
労働収入がないFIRE民にとって家賃上昇は非常にマズ味です。
働きたくないなら家賃の安い僻地に引っ越すか、サイドFIREに切り替えて足りない家賃分を補うかという究極の二択を迫られる可能性があります。
それが嫌なら、私のように事前にFIRE後の住居を確保して支出を限定しておくしかありません。

実家に戻るのは、このままだと資金ショートでFIRE失敗するというギリギリの状況になった時に発動する最終手段だと思います。
「仕事辞めたから帰ってきました。」なんて両親に言ったら、毎日呪詛のように「働け」と言われる可能性がありますし、言われなくても気を遣うことになるでしょう。
そもそも実家への出戻りを許可してくれるかも分かりません。
まともな親なら「働きたくないから実家に住まわせて」なんて言われて「ええよ」とは言わないでしょう。
生活できないことを力説すれば住まわせてはくれるでしょうが、その場合は「働け」と毎日言われることになります。
実家は八方ふさがりになりそうなので、その意味でも最終手段ですね。
②クレジットカードの作成
同じように社畜の安定収入と会社の看板がないと審査を通らないものにクレジットカードの作成があります。
1枚でも問題ないかもしれませんが、何らかの事情で使えなくなる可能性も考えて2~3枚は社畜の間に作っておいた方が良いでしょう。

私はAmazonカード、楽天カード、エポスカードの3枚持ちです。
全て年会費無料のカードです。
Amazonカードは厳密には年会費無料ではありませんが、年に1度もAmazonを使わず生活するなんてことはあり得ないので、実質年会費無料です。
エポスカードは招待を受けてゴールドカードに変更しているので、こちらも年会費は無料です。
楽天カードも年会費タダの通常カードを使用しています。
いくら世捨て人のFIRE民とは言え、クレジットカード無しの生活はシンドイはずです。
かと言って高い年会費を払うのも馬鹿らしいので、クレジットカードは年会費タダのカードのみをFIRE前に作成しておくことになるでしょう。
③健康保険の切り替え
ここまでは社畜の看板がないと審査に通らない可能性が高いので、FIRE前にしておいた方が良いことです。
3つ目は健康保険の変更です。
これも条件次第でFIRE前にできます。
国民健康保険に切り替える場合は、退職した翌日から14日以内に手続きする必要がありますが、減免制度が使えない場合は、今の健康保険組合の任意継続が第一候補になります。
結婚していて配偶者が社畜の場合は、扶養に入ることで健康保険に加入できます。
扶養に入れば、配偶者が保険料を支払ってくれているので、お金がかからない最高の選択肢です。
ですが、私のように独身だと配偶者がいないので、配偶者の扶養に入ることは不可能です。
そうなると、私の場合は自動的に任意継続一択です。
そして任意継続の場合は退職前に申請することも可能です。
健保組合によって違いはあると思いますが、私の所属している健保では被保険者の資格を失った日から20日以内の提出が要件になっていました。
事前に手続きできないとも言っていないし、申請書に退職日も記載できるので、退職する前に事前に送付しておくこともできるってことですね。
退職後は年金の手続きや、失業給付の手続きでバタバタ動かないといけないので、退職前にできることはやっておいた方が良さそうです。
終わりに
というわけで、FIRE後のやり残しがないか再確認しました。
住居とクレジットカードは事前に抑えていましたが、健康保険の手続きは退職後にやるものという先入観があったので、やっていませんでした。
これは残り10日以内にできそうなので、早速明日手続きをしようと思います。
コメント
まさに自分にとってタイムリーかつ遅過ぎた話題で…(‘A`)。固定資産税に住民税、自分で支払うのがリタイア後初めてだったので手遅れでした(´・ω・`)。今日、住民税払ったるわーと思ったら「〇〇ペイ」とかはチャージに使用できるカード種類に縛りがあるんですね… 。今まで使わずに済ませてきたのも仇となりました。
無職の身では新規のカードも用意できないですし なんか細かいことながら自分にガッカリしてしまいました。
カフェNさん、コメントありがとうございます。
後から知るとショックですね。
楽天カードとかは無職でも作れたりすることもあるみたいですけど
確定申告する時に分離課税を選択しないで、自営業ってことにすれば通るかもしれませんね。
こんばんは仙堂です。
そうか、クレジットカード作成時の資産やクレジットヒストリーは問題ないとして、職業と年収がネックになるのですね。
クレジットカードに限らず、職業欄はいつも迷います。
職業、専業投資家とか個人事業主(投資)で、年収は「源泉徴収ありの特定口座」で確定申告0円の場合でも「実現損益+配当・利子額」を書けばよさそうだけど。
でも、そういう選択肢がない場合が多いんだよな・・・・
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
確定申告すると、健康保険料が嫌ですね。
私はFIRE後の職は自営業にしておこうと思います。
職業聞かれて、納税証明出せって言われることはまず無いと思いますし
一応、広告収入があるのでまぁ自営業かなとw