FIRE直前でFIの根拠が揺らいでいる気がするオッサン

滑り落ちる中年男性 FIRE前
スポンサーリンク
スポンサーリンク

FIREまで残り73日で、まだFIできていない?

FIREまで残り73日となりました。
相変わらずトランプ大統領が暴れているので、ボラティリティが高い相場が続いています。

FIRE後に何をしようかなといった、将来ハッピーで建設的なことを考えるより、このまま弱気相場が続いたらどうやって資産減少を食い止めようかなという現実的なことをよく考える日々です。

S&P500が歴史的にずっと右肩上がりとは言え、停滞期というのは何度もありました。
停滞する期間が10年に及ぶことも何度かあったので、今の下落が一時的なものではなく、今後10年低迷する始まりの年である可能性もあります。

正直FIRE直前に考えても意味がないんですが、そんなことをつらつら考えてしまっています。
それにしても、このままFIRE生活入りするのは、非常に良くないです。
何しろ私が面白くない。
FIREするのに、お金のことについて悩み続けるのでは本末転倒です。

そもそもFIしているはずなのに、お金のことばかり考えていては、全然「経済的自立」できていない気もします。
かと言って、相場なんて知らねぇというほど資産に余裕がある訳でもありません。

そう考えると、私はまだまだ本来の意味でFIしていないのかもしれませんね。
今は机上の計算で、FIできたと思っているだけのオッサンです。

FIの根拠になる部分が揺らいでいる気がするオッサン

しかしそんなFI風なオッサンも73日後には、退職してしまいます。
リタイアは今さら撤回できません。
FIできているのか怪しくても、REは確実にやってきます。

そもそもFIできているという机上の計算が「4%ルール」を当てにしているから心配になるんです。

現状のオッサンの資産状況では4%ルール、なんなら3%でも問題ない計算ですが計算の根拠になる部分が「なんかヤバいかも?」と考えてしまう状況だから不安になるんだと思います。

それもこれもトランプ大統領の政策のせいです。
これが金融システム不安とか、災害のようなものなら「まぁ2,3年もすれば戻るだろう。」と思えたでしょう。

しかし、今トランプ大統領がやっている政策は、アメリカ国内に製造業をまた持ってくるという考え方をしています。

製造業も重要なのは間違いないですが、アメリカ経済をけん引するほどは儲からない業種です。
それはアメリカの株で時価総額の大きな株を見ていれば分かるでしょう。
アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン、メタ等々・・・

製品も作っていますが、純粋な製造業というよりはテクノロジーサービスや小売業です。

2025年4月18日時点 S&P500 ヒートマップ(TradingViewから引用)

時価総額の大きい(要は儲かっている)会社より、そんな莫大な利益が出るわけでも無い業界に力を入れる政策で、今後も4%ルールが維持できるのかって部分に不安を感じているのでしょう。

政策に売りなしと言う相場格言がありますが・・・
この政策を見る限り、政策で買いなしと思ってしまいます。

2025年4月18日時点 日経平均225 ヒートマップ(TradingViewから引用)

日本で何十年も時価総額トップの会社がトヨタだっていうのも、不安になる理由でしょうね。
新たな成長産業が育ってないので、ずっとトヨタがトップです。
日本も製造業重視の政策を取っていますが、その結果が今のザマですからね。

アメリカ大統領が変われば政策の転換があるはずですが、まだ4年もありますし、大統領が変わっても、政策方針の修正まで更に時間がかかるでしょう。
その間にアメリカから資本が逃げ出してしまうと、私のFIRE計画の根幹部分が揺らぐ可能性があります。

私のFIRE生活のためにも、アメリカさんには今後何年も停滞しない経済政策をとって欲しいものです。

当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
FIRE前
スポンサーリンク
シェアする
nekonabeをフォローする

コメント

  1. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。はしQです。真鍮お察し申し上げますが、「机上の空論」でのFIを根拠にするしかないのではと思います。当方は雇用延長の期限到来をまって退職ですが、はっきり言って50歩100歩です。違うのは当方は家庭があり必要なものが多いことと年齢が言っているので死ぬまでの期間がたぶん短い(実はこれもたぶんですが)当方定義の「真の富裕層」でも実は同じです。新NISAやIDECOの購入をする身としては購入単価が安くなるこの傾向があと3年続きそのあと回復期に入り5年目以降上昇するのがベストですよね。・・なんてひねくれてますかね。ではまた

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      今更方針転換は難しいので、もし本当にアメリカが駄目そうならFIRE後にポートフォリオを弄らないといけませんね。
      まぁ独身なので、どうとでもなるかなと思っています。
      一時的なボトムであれば、今はまだ新NISAの埋め立て中なので下がってくれても良いです。
      3年くらいで底打ちして戻ってきてくれないと資産が心配過ぎて、バイトを始めてしまいそうです。

  2. はしQ より:

    真鍮✕心中◎です・・・

  3. カフェN より:

    アメリカ例外主義もこのままでは終わりかねない気がしますものね。むしろ今までがおかしかった、と後から振り返るようになるのかもしれません…
    リタイア界隈なら皆気にしているテーマだと思いますので、今後どうしようかといった考えなども適宜ネタにしていただけると参考になります。

    • nekonabe より:

      カフェNさん、コメントありがとうございます。
      基軸通貨のドルと世界のリーダー的なポジションがあったからこそ、アメリカが中心に居れたんですが、
      今の方針だとゲームチェンジの可能性があるのが嫌ですね。
      一応、中国、インドはサテライトに置いていますし、債券、コモディティもポートフォリオに入れているので
      アメリカ1本槍の人よりは減少幅はマイルドですが、中心はアメリカなのでこのままアメリカ離れが続くようなら見直しが必要かもしれませんね。

      精神の安定のために、高配当株に逃げるかも?

  4. 仙堂智隆 より:

    トランプ大統領の一言一句に反応しない、これが素人の個人投資家として取るべき態度だと思います。
    トランプ大統領が本当にしたいこと、それが何かを見定めることは、これだけ世界の優秀な頭脳が考えてもわからないのですから、個人で見極めるのは無理です。

    今日の東証の取引高が極めて少ないところを見ても、様子見している投資家が多いことが推測できます。

    • nekonabe より:

      仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
      金曜はアメリカ相場休みなので、木曜は手じまい売りがあった感じですね。
      3連休の間にトランプが何を言うか分からないので、手じまいしたくなる理由も分かります。
      ドルインデックスの低下に伴って、円インデックスが上昇しているので、アメリカ売り、日本買いの動きが続いています。

      この動きがいつまでも続くとは思えませんが、アメリカ自体が信用ならないということになってしまうと、
      資金がアメリカに戻ってこなくなるかもしれないので、その時は対応を考えないといけませんね。

タイトルとURLをコピーしました