連続当選した。
昨日のペイロール(4489)に続いて、ペルセウスプロテオミクス(4882)にもIPO当選したのでこれについて書いていこうと思います。
IPOに連続して当選したことがなかったので、ちょっとビックリしました。
明日槍でも降るのかな?
IPOについて
IPOする企業は余程メジャーなBtoC企業じゃないと全く知らないことが多いです。
ペルセウスプロテオミクスも例によって全く知りませんでした。
去年の3月に一度IPOしようとしてコロナウイルスの件があってIPOを中止したと思いますが、その程度の印象です。
ペルセウスプロテオミクスってタイプしにくいですわ聖闘士星矢の技に出てきそう。
会社自体はバイオ系の企業のようです。
ホームページも確認してみましたが、門外漢の私には??でした。
理解できないものには投資しないのが基本ですので、IPOで当選しなければ絶対買わない系の企業です。
バイオ系の企業は薬が承認されて、製造・販売されないとタダの赤字垂れ流しの万年配当0円企業なので長期で持っている価値がありません。
一般的に言われる企業の右肩上がりの成長というものが無く、100か0かの世界になるパターンが多いので投資対象としては私はお勧めしません。
恐らく今回の上場も研究開発費のための資金集めが大きな目的だと思いますが、ワンチャン何か収益の出る事業を持っているかもしれないので、確認してみます。
ペルセウスプロテオミクス(4882)について
東京大学発の創薬バイオベンチャーで、がん及びその他疾患の医療用医薬品の研究開発を行っている企業のようです。
例によって成功すれば莫大な利益が出そうな薬を研究していますが、第Ⅰ相試験中ということで承認まで至るかはまだ全然分かっていないといった状況です。
一応、財務状況も確認してみます。
決算年月 | 2016年3月 | 2017年3月 | 2018年3月 | 2019年3月 | 2020年3月 |
売上高(千円) | 570,125 | 282,592 | 303,983 | 275,959 | 85,759 |
経常利益(千円) | 171,688 | △197,486 | △163,663 | △145,545 | △834,362 |
当期利益(千円) | 154,735 | △188,149 | △178,284 | △163,054 | △841,731 |
資本金(千円) | 1,693,250 | 100,000 | 799,970 | 799,970 | 799,970 |
純資産額(千円) | 457,191 | 269,020 | 1,490,676 | 1,327,621 | 485,889 |
総資産額(千円) | 541,498 | 320,611 | 1,514,980 | 1,360,169 | 547,889 |
1株当たり当期利益(円) | – | – | – | – | – |
自己資本比率(%) | 84.43 | 83.91 | 98.40 | 97.61 | 88.68 |
従業員数(名) | 25 | 25 | 20 | 23 | 21 |
バイオ系あるあるでやはり利益は全く出ていませんね。
発行価格は1株870円、公募株数は2,017,500株で、売出株数は495,000株の2,512,500株が当選数になります。
当初は3,300,00株を発行する想定だったようですが、欧州及びアジアを中心とした海外市場で販売することにしたので、国内の販売数を減らしたようです。
ちなみにアメリカとカナダは入っていないようです。
売買は100株単位なので、25,125枚もあります。
やはり、研究開発費目的かかなり発行株数が多いです。そのため当たったんでしょう。
結論
ペルセウスプロテオミクスについて見てきました。
バイオ系は下手すると公募価格割れする可能性もありますが、公募時の価格が830円~870円までで募集して一応上限の870円だったので、さすがに公募価格割れすることは無いかなと思っています。
東大発ベンチャー、海外への株式販売等面白そうな会社ではありますが、研究している医薬品が承認されたとしても、今後何年もかかるでしょう。
しかも開発している薬が必ず承認されて、さらに製造販売されるというものでも無いため、博打要素が強いです。
博打をする必要性がないので、私の方針は上場初日に売るのが既定路線です。
初日に売らないとしたらストップ高やストップ安で売れないといった場合以外は無いと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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