FIRE後における刺激のある暮らしを考えていく
前回、FIREする際によく言われる刺激のない暮らしになるよという会話に関して、
社畜をしていて感じる刺激って何だろうという内容について語っていきました。
結果的には社畜における刺激のある暮らしってただのストレスやんけという結果になりましたが、皆さまどう感じたでしょうか。
今回はFIRE後に発生するであろう刺激について、FIRE直前の私が考えていこうと思います。
FIRE後1年くらい経過した後に、今回想定した内容とどの程度乖離があるか答え合わせしたい内容ではあります。
それでは始めて行きましょう。
そもそもFIRE後に刺激があるのか。
社畜を辞めた後、FIRE生活に入って果たして刺激のある生活があるのか。
この内容については、正直その人がFIRE後に何をするのかによって違いがあると思います。
本当に何もしない。とりあえず家の中で食っちゃ寝の生活を続けていきますっていうなら、まぁ刺激はほぼ無いでしょう。
ですがFIRE可能な人がそこまで無気力な状態になることは、うつ病で退職した訳でもない限りはまずないでしょうから、ここは私がFIREした場合に感じるであろうFIRE後に感じる刺激について考えていこうと思います。
私が考えるFIRE後に感じるであろう刺激は以下の3つです。
- 自分の趣味や嗜好に基づいて得られる知的刺激
- 自分が望んだ交流による刺激
- 収入を得ることによって得られる刺激
FIRE後に感じる刺激は、社畜をしていて感じる刺激と本質的には同じものだと思いますが、感じ方は異なるものになると思います。
それぞれ見ていきましょう。
自分の趣味や嗜好に基づいて得られる知的刺激
社畜における知的刺激は、結局は外部の状況変化に伴う受動的なもので「別に学びたくはないけど、ルールが変わるので対応するために必要」もしくは、「評価や昇進のために、資格取得が必要だから学習する。」という類のものでしかありません。
FIRE後はそういった受動的な目的で学ぶというよりは、自分が気になるから、知りたいからといった純粋な知的好奇心から刺激を求めることになると思います。
嫌ならやる必要はない訳ですから、学びたいという純粋な動機から学ぶことになるはずです。
何かの役に立つ知識である必要もありませんし、単純に何でこうなるのか気になるからという理由で学び始めても良いでしょう。
ここに成長と言った内容も含まれるのでしょうが、私はFIRE後の刺激に成長は含めませんでした。
何故なら成長してなんぼという考え方自体が、社畜の考え方だと思うからです。
去年より成長していたから評価されるというのは、社畜のルールです。
FIRE後は、別に成長しなければならないということはありませんし、評価者がいるわけでもありません。
自分で成長したと実感できて、それが楽しいならそれを刺激にすれば良いと思います。
私は含めません。
面倒ですし、ストレスになりますからね。
自分が望んだ交流による刺激
社畜時代は嫌だろうが何だろうが、毎日強制的に顔を合わせることになります。
それが別名社会的な交流とも呼びますが、FIRE後はそういったことは一切なくなります。
会いたければ会えばいいし、会いたくないなら会わなければ良いだけです。
つまり、FIRE後に会う人たちは自分が会いたい人ということになります。
会いたい人との交流になるので、そこから刺激を得ることは往々にしてあるでしょう。
友人や家族が殆どでしょうが、新しい趣味ができればその趣味に関係したコミュニティにいる人たちと交流するはずです。
趣味や好みが自分に近い人たちと会うことになるでしょうから、ストレスは感じないでしょうね。
私は組織に所属していることに充足感を感じる方ではありませんので、仰々しい集まりには所属しないでしょう。
あくまで一個人としての交流になるでしょうね。
収入を得ることによって得られる刺激
最後に収入を得ることによって得られる刺激です。
FIRE後に得られる刺激の中では、きっとこれが一番大きな刺激になるはずです。
社畜時代は意識することなく給料日になれば、毎月自動的に振り込まれてきた給料はFIRE後には存在しません。
配当金は振り込まれますが、これ以外の収入については自分で動いた結果得たお金ということになります。
一応計画上はフルFIREの予定なので、FIRE後にお金を稼ぐ行為は一切しない可能性もありますが、1円たりとも自分で稼がないということもないと思います。
特にFIRE後は自分の持ち資産は生命線です。
減ろうものならかなりのストレスになる可能性が高いので、減らすくらいなら何かしようと考える可能性は十分あります。
何をして、いくら稼ぐか。
自分で決めて、自分で動いてお金を得るということになります。
収入を得るために、恐らく社畜時代とは比べ物にならない位の刺激を感じることになるでしょうね。
終わりに
FIRE後に感じるであろう刺激を3つほど考えてみました。
答え合わせはFIREした後の私に任せるとして、社畜時代の刺激のある暮らしとやらはただのストレスでしかありませんでしたが、FIRE後の刺激はストレスとは言えない良い刺激になるのではないかと思います。
最後の収入面の刺激についても、今月あと〇万円稼がないと生活が破綻するといった切羽詰まった状況で行うわけではないため、大きなストレスにはならないでしょう。
全然、儲からないというストレスは感じるかもしれませんが、FIRE後はそれも含めて試行錯誤することになるんでしょうね。
コメント
嫉妬や争いは自分とちかい者同士としか生じないということからして、2番目はかなり危ないな。
ふつぶさん、コメントありがとうございます。
気が合うかなと思ったコミュニティで争いになったらそれはそれで悲惨ですね。
仕事と違って、フェードアウト可能なところは救いですけど。
nekonabeさん、本日は社畜土曜日勤務のCD659はしQです。nekonabeさんの1年後の答え合わせ楽しみにお待ちしております。
FIRE後の刺激は、なくても生活上は問題ないように思います。ただし何もないと健康面での不調が気になりますが、昔としがって今や昼間の再放送を楽しみに待つ必要もないので、TV三昧になりそうな予感はしています。(視力ダウンも心配ですが)当方はTV世代なのでPCではなくネットTVになると思いますので、通信環境とかTVとかへの投資は増える可能性が高いです。給料の代わりに年金が入るのであとはボケによる財産管理が緩くなることと、金融資産課税が心配事ですがここらあたりのハラハラがいい刺激になりそうです。コミュニティは当方は苦手なので加わらないと思います。コミュニティは会社の縮小版みたいな感覚があり必ずボスが現れ押しつけがあるので、気の合う仲間ができても結局続けられませんし、定年後はお亡くなりになることも発生しそうでそれはそれでイヤな刺激になりますしね。成長はもともと望んでいないので関係ないですね。ということで、なんだか楽しくなってきました。そうそう昨日、アマプラでレモンハートを一気に見ましたが、「熟年離婚」はやや自分にっとっては非常に現実感のあるテーマでした。現在の資産を嫁さんに開示しておこうかなと考え始めました。ではまた・・・
はしQさん、コメントありがとうございます。
私もTV全盛期といえばそうなんですが、最近さっぱり見ませんね。
それだけTVがつまらなくなったってことなんでしょうね。
資産額についての心配事はできればFIRE後は体験したくないことではあります。
出来れば増えている、資産は何の心配もないけど急落して資産が減ったら困るから何かしておくか程度にしておきたいところですね。