FIREする王道パターンは一貫している。
FIREを目指す多くの人たちは恐らく一貫した行動を取っていると思います。
それは、以下の3つの行動です。
①日々の支出を管理して、無駄な支出を減らす。
②無駄を減らして、残った給料を証券口座にぶち込む。
③貰った配当金も賞与も、そのまま投資にぶち込む。
この3パターンです。
基本的に貰ったお金は最低限の生活費以外は全部投資にぶち込みます。
この3つの行動は当然個人差があり、それが人によって異なるFIREへのスタンスになります。
①では何を無駄と考えるかは人によって異なりますし、②も全額投資に回す人もいれば、貯金で一部残す人も居るでしょう。
③に関しても、一部は投資に回すけど、一部は遊興費として浪費するという人も居るはずです。
いつFIREしたいか、どれくらい仕事が嫌いかによって取りうる行動は人それぞれになります。
今日はそんな行動を長年続けて、ようやくFIREしようとしている私が考えるFIREしてもこうはならんでしょうという人達のお話です。
FIRE前もFIRE後も生活は変わらない。
こんな生活を何年も何十年も続けてやっとFIREした人は、FIREしたからと言って急に支出が急増するような贅沢生活に変わったりはしないでしょう。
それも当然で、FIREした後も資産をできるだけ減らさないようにFIRE前の生活とほぼ同等の生活を続けていくでしょう。
4%ルールの呪縛のようなものですね。
FIRE後はFIREの成否を握る重要な種銭を浪費し続けるわけがありません。
取り崩しには慎重になるはずです。
無駄な浪費とは縁のない生活をFIRE後も続けていくことになるでしょうね。
FIREしてもならないであろうゴミ屋敷の主人
そしてFIREした人がならないであろうというのが、「ゴミ屋敷の住人」です。
どこぞの株主優待で生活している桐谷さんがゴミ屋敷に近いですが、あの人は例外です。
自分のお金で物を買っているわけではなく、株主優待がモノとか金券の株を持ちすぎているんですね。
しかも金券なら換金可能なのに、わざわざ特に欲しくもない物と交換しているので、どんどん物が貯まります。
彼も株主優待が一切なければ、きっと部屋に物がないミニマリストになるでしょうね。
こういった自分に不必要な物を周りに集めたがるというのはFIREした人の中ではかなり例外的なタイプの人でしょう。
「ゴミ屋敷になる家」は玄関でわかる…老後のひとり暮らしが破綻する人に共通する「玄関のサイン」とは。という記事を読みました。
老後の一人暮らしでゴミ屋敷を作り出すタイプの人を書いた記事で、自分が年を取った時に条件にハマるか見てみたんですが、ゴミ屋敷を作りやすいタイプの人は記事によるとボロボロでかかとが潰れたスニーカーが無造作に玄関に転がっている家と、テレビ周りにゴミが散乱している家、寝床が万年床の家のようです。
私にはどれも当てはまりませんが、最後の1つは誰しも当てはまる内容です。
それが物が多いということです。
物が多いからゴミ屋敷になるので、当然と言えば当然です。
そしてFIREを目指すと、物が増えるとは逆の生活になります。
逆に何を減らせるかを考えることになります。
FIRE後の生活で物の多さは致命傷になる可能性があります。
問題になるのは買い替えの問題です。
FIRE前もFIRE後も物が壊れたら、買い替えでお金が出ていきます。
これを防ぐには物を買わない、増やさないという結論になるはずです。
趣味や自分が好きなものは買うのでしょうが、FIREを目指すと物が少ない生活になるでしょうね。
物も増えない。ゴミもちゃんと捨てる。
FIREした人はゴミ屋敷とは無縁の生活になりそうですね。
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