マンガのネタが実在するとニヤリとしてしまう。

刺さるたくさんの矢 雑記
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隕石で出来た矢ってもうアレじゃ。

スイスで隕石から作られた3,000年前の矢じりが発見されたというニュースを見ました。

隕石から作られた3000年前の矢じり、スイスの湖近くで見つかる
スイスで発掘された青銅器時代の矢じりは、隕石(いんせき)から作られていたことが新たな研究で分かった。ベルン自然史博物館の研究者チームが実施した調査によると、 紀元前900~800年に作られたとみられる長さ3.9センチのこの矢じりは、スイスの...

紀元前900~800年に作られたとみられる物で、大きさは長さ3.9センチほどの大きさだったそうです。
古いものであることは確かですが、それより興味深いのが「エストニアに落下した隕石に由来する鉄で作られている」という点です。

普通の人なら特に興味も湧かないようなニュースですが、ジョジョの奇妙な冒険が好きな人だと「ニヤリ」としてしまうようなニュースだったんではないでしょうか。

隕石で出来た矢と言えば、ジョジョの奇妙な冒険でしょ。

ジョジョの奇妙な冒険を読んだことのある人なら良く分かると思いますが、ジョジョの奇妙な冒険では第3部からスタンドという超能力が登場します。

スタンドはその人の精神力から作られるエネルギーで、その人の性格や精神によって一人一人違った能力を持っています。

このスタンドを引き出すと言われているのが、弓と矢なんですね。
この矢に貫かれた人は、自分の精神に見合った能力を引き出されるという物です。

ジョジョの奇妙な冒険 29巻 163,164ページから引用

この矢に貫かれると誰でもスタンドを得られる訳ではなく、矢に選ばれた人間(精神力が強い人間)だけがスタンドを発症し、選ばれなかった人は死んでしまいます。

死ななかった人間は、その人の性格や精神に影響する特殊な能力を身に着けることができるというわけです。

この弓と矢の話は3部から登場しますが、矢のルーツについては話が進んでも中々明らかになりませんでした。

矢のルーツが説明されたのは、第5部のお話の中で説明されます。
3部の初登場が1989年(コミック初版発行時)ルーツが説明されたのが1998年なので約10年越しです。

残念ながら今回のスイスではなくエジプトですけど、エジプトの遺跡から6本の矢を発掘されたことから始まります。

で、この矢が何で出来ているかというと・・・

ジョジョの奇妙な冒険 61巻 141ページから引用

ケープヨークに落下した隕石なんですね。
オーストラリアの北部です。

そしてスタンドは宇宙から飛来した隕石に付着した未知のウイルスで引き起こされていると説明されています。

ジョジョの奇妙な冒険 59巻 158ページから引用

こんな訳で、3,000年前の隕石で作られた矢が発見されたというニュースを見てしまうと、「これは!」となってしまいます。

触れる機会があったら、ちょっと指を傷つけてみようかなとか思っちゃいますね。

もし本当にスタンドが発現する矢だったとしても、私は社畜にも耐えられないチャチな精神力なんで、スタンドは発現しないでしょうけど。

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