夏に続いて、冬も国民にポイ活をさせる日本
月に3%節電すると、1,000円分のポイントを還元するという政策を今冬行うようです。
マイナンバーポイントから始まり、夏の節電キャンペーンに続いて冬も節電キャンペーンをやるそうです。
味をしめるほど、上手くいっているのか、何らかの利益が政府関係者に入っているのか・・
とにかく、またポイ活させられるようです。
電気の使用量を前年同月から3%以上減らした家庭や企業に買い物などで利用できるポイントを上乗せする。家庭には1000円相当、企業には2万円相当を付与する方針だ。
1000円相当ポイント、月3%節電の家庭に付与 政府から引用
相変わらず、減税をしないで景気対策しようとしています。
お金が無い人ほど、情報収集能力が低い傾向があると思います。
こういったちょっとした金額でも節約したい人ほど、キャンペーンの存在を知らなかったり、参加手続きをする人が少ないような気がしますが、あくまで参加した上で節電しないと還元しないという方針のようです。
お金が無い人は、そもそも限界まで切り詰めていると思いますが、そんなことはお構いなしです。
契約者全員に対して割引にすれば?
夏にも節電したらポイントを付与するというキャンペーンを行っていました。
私も一応参加していましたが、キャンペーンがあったから節電するというより、不快にならない程度に常に節電しているので、結局ほとんどポイントは付きませんでした。
節電したらポイントを付与しますといった政策は、インフレ対策にはなっていないような気がします。
燃料費が高騰しているからという理由だけで、節電キャンペーンを始めた訳ではないことは分かりますが、インフレ対策として、光熱費の高騰に対する対策であれば、大阪市で行われたように、契約全世帯の基本料金を無料にするといった対応を行うべきでしょう。
節電キャンペーンだとそもそも参加した上に節電もしないと対象になりません。
たかが1,000円のために、無駄にハードルが高いです。
大阪市の場合は水道料金でしたが、電気料金でも契約者全員に対して一律で光熱費が安くなる対策を行った方が、インフレに対応するための景気対策としては有効でしょう。
夏の節電キャンペーンの結果
以前参加した夏の節電キャンペーンが終わったので、どれくらいポイントが貯まったのか一応確認してみました。
今夏の節電ポイントは69.29ポイントでした。
いくらなのかなぁと思って確認してみましたが・・
獲得できた節電ポイントは50ポイントでした。
Amazon商品券50円分です。
50円とか、全然生活が楽にはならないですね。
真夏にエアコン付けずに生活してまで節電したりはしていませんでしたし、洗濯乾燥機も普通に回していましたので、ポイントが付いてないのは分かりますが、無駄遣いしている訳ではないのに50円かぁ。
冬の節電キャンペーンも期待薄ですね。
きっと参加しても1,000円分のポイントは付かないでしょう。
直近で、水道光熱費がとうとう1万円を超えたので、多少なりとも安くして欲しいんですが、きっと景気対策としては、この程度のことしかしないんでしょうね。
2022年は1年中ポイ活させられている気がするので、リタイア後はきっとポイ活しないでしょうね。
何かポイ活に嫌なイメージができてしまいました。
コメント
インフレ対策なら増税ですよ
ご指摘ありがとうございました。
たしかにそうですね。修文させていただきました。