携帯電話を機種変しに行ったのに、ついでに勝手に新規契約されている問題
ソフトバンクの携帯を機種変更した後、携帯料金が過剰請求されていたという記事を見ました。
私は格安SIMを使っているので、3大キャリアは使っていませんが、何で過剰請求されているのか気になったので、確認してみました。
結論から言うと、機種変更に加えて、新規回線の契約も一緒にされて2重に請求されていたそうです。
これが手続き上のミスなら何となく分かりますが、理由は予想の斜め上で、携帯ショップの店舗スタッフがこの人の個人情報を不正利用して、無断でスマートフォンの契約を結んでいたからだそうです。
さすがに翌月カードの請求が来たらバレるだろうと思いますが、何で店舗スタッフはこんなことしたんでしょうね。
世の中には、動画のサブスクの契約をしたまま、契約していたことを忘れて料金を払い続ける人も居るそうですが、携帯料金もサブスクみたいに払っていることを忘れてくれると思ったんでしょうか。
実際トランクルームも契約から3カ月とか半年分を無料にして、顧客に荷物を預けたことを忘れておいてもらおうとするような営業を行いますが、それを顧客の知らないところで、勝手にやったら不味いことくらい分かりそうなものですが。
私の場合は、毎月クレジットカードの明細を確認して、内容を確認しているので、使途不明な料金が引き落とされていたら100%気付きます。
携帯電話の料金は、毎月支払額も変わらないので、普段の支払い金額と変わっていたら、恐らく明細を確認して直に気付いていただろうと思います。
考えられそうな理由を推測してみる。
記事だけでは何でこんなことになったのか理由が分かりませんが、理由をちょっと推測してみようと思います。
私が推測した、店舗スタッフが不正に回線を契約した理由は以下のとおりです。
- ソフトバンクのノルマがキツイ。
- 犯罪等で利用するために不正契約した。
- 携帯電話をゲットして転売する。
ノルマがキツイため
携帯ショップは直営店より代理店が多い認識です。
記事内でも「業務委託する代理店」という記載があるので、代理店のスタッフが行ったようです。
代理店の携帯ショップに店舗ごとの新規契約ノルマがあって、新規契約のノルマを達成するために、ついでに新規契約したという理由が考えられます。
犯罪等での利用のため
携帯ショップの店員が犯罪のために足が付かないように他人の契約で使えるSIMカードを欲しくて新規契約したという理由も考えられます。
オレオレ詐欺のかけ子が使う携帯とか、犯罪で使うための番号が必要だったという理由やSIMカードを販売する目的で契約したというケースも考えられます。
携帯電話を転売するため
契約した店舗に問い合わせをした際に、スマートフォン本体も渡しているという回答があったため、本人が知らないところで、スマートフォンが1台消えていることになります。
このスマートフォンを転売する目的で行ったという理由も考えられます。
iphone等の人気機種であれば、高値で転売できるので可能性的にはありそうです。
どこまで補償するのか問題
今後の対応については「事実関係を確認した上で、該当の代理店には当社規定にのっとって厳正に対処する。お客さまには真摯（しんし）におわびさせていただき、再発防止に努めていく」そうですが、どこまで対応するんでしょうかね。
まず、請求した新規契約分の返金は当然として、犯罪に使われていた場合どう責任をとるんでしょう。
オレオレ詐欺に使われていたら、だまし取られた金額分も補償するのか・・
もし2番の目的で契約したのだとしたら、契約から請求まで1月程度は、期間が開くはずなので、不正利用される可能性はありそうです。
こういった事件を見ると、改めてカードの利用明細はキッチリ確認しておくべきだと思いました。
この人はちゃんと利用料金を確認していたのですぐに気づきましたが、毎月同じ金額だろうと確認しない人も一定数以上居そうです。
実はこの手法を使って、不正契約されたスマートフォンが何台も存在しているのかもしれませんね。
私も6月、7月で久々にいっぱいカードを使ってしまったので、不正請求がないか改めて明細を確認しておこうと思いました。
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