ネットばかり見ていると頭が悪くなる?
約1万人の10代の子ども達のデータを分析した結果、学校がある日に1時間以上、週末に1日4時間以上を、娯楽的に、インターネット、ソーシャルメディア、ゲームに費やす子どもたちは、1年後に、国語、数学、英語などのテストの成績が下がっていたという調査結果が出たそうです。
私が学生時代は今ほどはインターネットはメジャーな存在ではなく、「ネットサーフィン」というバズワードが流行っていました。
コンテンツ量も今とは比べ物にならないくらい少なかったので、1日何時間もネットを見ているということは出来ませんでしたが、今は漫然とTeitterとかInstagramを見ているだけで1日使うことも可能なほど膨大なコンテンツがネット上に存在します。
今、学生だったら間違いなく卒業した学校より偏差値が低い学校にしか入れ無さそうです。
良かった。インターネットが育ってなくて・・
以前は無いけど、今はあるもの
以前はインターネットでは無く、テレビを見ている人が多かったと思います。
翌日学校に行くと、「昨日の○○(番組名)見た?」という会話からスタートすることも多かったように思います。
現在、学生はどんな会話をしているのか分かりませんが、同じように「○○(動画名)見た?」という話をしているんだろうなと思います。
テレビの場合は、放送される番組は決まった時間に決まった時間存在するので、1日5時間、6時間と見続けることはできませんが、インターネットの場合は関連する情報が、紐づいて表示されるので一度興味がある情報を見て行くと、関連情報をそれこそ無限に見続けることができます。
これが学習目的なら、一部の情報だけ博士号レベルの知識を得ることも可能だと思いますが、娯楽目的にゲーム実況動画とかを見ていたら、ひたすら時間を無駄に使うことになります。
この「関連する情報を表示する部分」が、インターネットの毒になる部分だと思います。
優秀ではなく自分も退化しているのかも
とりあえず、ネットばかり見ていれば成績が落ちそうなのは実感として分かります。
今学生ならば、両親から「インターネットで遊んでばかりいないで勉強しなさい。」と怒られそうです。
そんな感じで毎日のように娯楽でネットを見ていて勉強する時間が減れば、そりゃ成績も落ちるだろうと思っていました。
ですが、成績が落ちるのは勉強時間が少なくなるからではなく、どうも脳が成長しなくなるらしいです。
ほぼ毎日インターネットを利用する子どもは、大脳灰白質が増加していないそうで、脳の中で神経細胞が集まっている大脳灰白質と神経線維連結がともに成長しなくなるという結果になったそうです。
要するに比喩でも何でもなく「頭が悪くなる」ように見えます。
私の会社にも毎年多くの新入社員が入社してきますが、新入社員たちがそれほど頭が悪いようには思えません。
どちらかと言えば、優秀な人が多いように思えます。
彼ら彼女らも学生時代からインターネットがあって、毎日見ていたと思いますが「脳が発達していない」と思えるほど理解力が足りなかったりということは無いように見えます。
ところで・・・
私もブログ記事を書き始めてからインターネットでニュース記事を見漁っています。
面白い記事ないかなぁと何だかんだで毎日1時間以上ネットを見ていることが多いです。
実は、脳が発達しなくなって私も「頭が悪く」なったから、新入社員を見ても「頭が悪い」と思わないだけで、実は私も新入社員たちどちらも「脳が退化」しているのかもしれませんね。
何でこうなったか良く分からないことを記事にしていたりしますし。
学生時代は何でこうなるのか理解できていて、自分の脳が退化したから理解できなくなったのかもしれません。
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