宝くじってそんなに楽しめるか?
以前、宝くじを買うよりそのお金で投資した方が儲かるので、薄い確率に賭けるよりは投資した方が良いのではないかという話をしました。
どうも、最近西村博之氏(以下、ひろゆき氏)も似たようなことを言ったらしく、それが批判されている記事を見ました。
ひろゆき氏って最近切り抜き動画とかで流行っているみたいですね。
私は未だに”ひろゆき=2ちゃんねる”のイメージが抜けないのですが、いつの間にか論破王とか呼ばれるようになっていました。
喧嘩上等なタイプで思ったことをオブラートに包まず言うタイプなので、社会には受け入れられないタイプの人だと思っていました。
近くに居るわけでは無いので受け入れられているのかもしれませんが、世の中何が流行るか分からないものです。
何が悪かったのかと言えば、ひろゆき氏っぽい物の言い方が不特定多数の人間からすると「馬鹿にされた」と感じたから「カチンと」きたというだけだと思います。
確率論で言うと、宝くじで1等を当てるのは、隕石に当たるより確率が低いので、宝くじが当たった時のことを考えて楽しむというのは「明日、隕石が自分の頭上に降ってくることを想像して布団の中で震える」くらいの有害無益な想像ですが、エンタメとしては一応成立します。
別に宝くじを買わなくても、「宝くじが当たった時、どうしようか。」という想像はできますが、宝くじを買わないと、実際にくじが手元にないので「当たった時」の想像ができないのでしょう。
想像を楽しむだけなら1枚とか、1枚バラじゃ買い辛いなら10枚とか買えば良いと思いますが、100枚とか1000枚買うのは流石に私もどうかと思います。
そこまで買うと、エンタメ要素で買うというより「当てるつもり」で買っているように見えます。
そうなると3万円とか30万円をほぼ捨てているようなものなので、ひろゆき氏の「頭が悪い」というのも批判のしようもありません。
ですが、ひろゆき氏も批判が来るのは分かった上でツイートしていると思われるので、まんまとハマった人が大騒ぎしているというだけなのでしょう。
思惑通りに動かされているだけなので、宝くじを買った人はひろゆき氏の言うことは放っておいて「当たったら何しようか。」想像するのを楽しめば良いと思います。
私もエンタメとして楽しむのはアリだとは思いますが、あまり楽しいエンタメだとは思いません。
それより、「セミリタイアしたら何をしようか。」を考える方が楽しいです。
まず起きないことを考えるより、もっと実現性の高い未来について考えた方が楽しいと思いますが、世の中のエンタメも不甲斐ないですね。
宝くじが当たった時のことを考えるより、楽しめるエンタメが無いなんて・・
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