無職にボーナスはない!・・・ない
12月というとボーナス支給月ですね。
社畜時代の数少ない楽しみの1つでしたが、そろそろ私の居た会社でも支給されている頃でしょうか。

例年どおりならクリスマス1~2週前の金曜日に支給されていたような記憶があるので、そろそろ貰っているでしょうね。
私は夏のボーナスを有給消化中に貰ってから退職したので、辞めてから初のボーナスのない12月になります。
貰えないとなると、世の社畜たちはどんなもんか気になるので調べてみましたが、帝国データバンクの調査では2025年の冬のボーナスは前年より増加する企業は22.7%あるようですね。
2024年より減っているそうです。
つまり・・・8割は現状維持か減っているか、最悪出ないってことですねw
物価は相変わらず上昇しているのに、月収どころかボーナスも2割程度の企業しか増えていないようです。
相変わらず実質賃金はマイナスで、10カ月連続マイナスを継続中です。
経営者は物価上昇をボーナスで帳尻合わせする気もないようですね。
その割に金融所得課税に文句を言う経営者も居ますし、持つ者と持たざる者の対比が鮮明になってきました。
社畜の年に2回のお楽しみすらこの様なので、あんまり金余りをアピールして社畜を煽ると、経営者が社畜に襲撃される事件も起きるかもしれませんね。
アリのように働き、アリのように貯める
ボーナスが増額するのは2割程度とは言え、それでも80.5%の社畜たちにはボーナスが支給されます。
普段カツカツな生活を送っている人も、あぶく銭が手に入るチャンスってわけです。
毎月カツカツでボーナス払いで帳尻を合わせているような家計だと、ボーナス支給月は家計見直しのチャンスにもなります。
月々の収支を見直して、給料の範囲内で生活し貯蓄もするのが正道なんですが、毎月赤字でボーナスで帳尻を合わせるような家計だと、月々の収支を見直すのは難しいかもしれません。
ですが、このボーナスの使い方で将来が決まります。
赤字を解消して、残ったお金をどうするか。
年末年始にパーッと使ってしまうようだと、死ぬまで働くことになるでしょう。
多少でも手元にお金が残っていて経済的な余裕がある時にこそ、家計を見直すべきでしょうね。
どうしても家計が赤字になるのであれば、財形貯蓄使うなり、給与口座を分けて自動積立するなりして、無理矢理にでも手元に金を残さない仕組みを作るべきです。
社畜は普段アリのように働いているのに、お金の使い方だけキリギリスってのもおかしなものです。
とりあえず、まずはアリのように貯めるしかありません。
運用はその後です。
スピリチュアルな話も余裕があればスルーできる
当たり前ですが、ちょっと余ったから年末ジャンボ買おうとか、有馬記念で一攫千金を狙うなんてことをしてはいけません。

「マイナス波動のお金」という訳の分からないスピリチュアルな話をする人もいますが、お金に色はありません。
プラスもマイナスもありません。

ギャンブルで大金を得た人が不幸になるのは、そもそもお金の使い方を知らないのに身の丈を超える大金を得てしまったからです。
お金が悪いわけじゃありません。
使う奴が悪いのです。
こつこつ運用して1億円貯めた人が、宝くじを当てても何1つ行動を変えないでしょう。
投信や配当株を買い増しするくらいでしょうね。
私もあぶく銭を貰っても、そのお金を消費に使うことはないと思います。
そのまま証券口座に右から左でしょうね。
貯めるのも良くないって話をしていますが、銀行口座にあっても銀行業務で貸付しているので、お金は社会を回っています。
目的があれば使えば良いですが、常にお金がないと言って生活しているようなら、とりあえず馬鹿みたいに貯めてみるのが一番良いと思います。
口座残高は心の余裕です。
多分余裕が無いとIQは10くらい下がるので、余裕ができると見える景色も変わると思います。
とりあえずボーナスが出たら、まずは貯めて3カ月以上の生活費以上のお金は運用に回してみる。
これだけで、今後の数十年は違った物になると思います。


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