FIREする人に推し活する人いない説
FIREしていて見かけないのが「推し活」しているFIRE民です。
アイドルの追っかけをしたり、グッズを買い漁ったり、毎日投げ銭しているFIRE民なんぞ見たことがありません。

これは、まぁ当たり前といえば当たり前だと思います。
他人を応援している場合じゃないんだと思います。
グッズを買ったり、ライブに行く金があるなら1円でも多く投資に回すでしょう。
FIREするとかしないを置いておいても、多くの人は他人を応援している場合ではないと思うのですが、推し活というものが一般的になっているということは、多くの人がこの手の消費行動をしているんでしょうね。
そんな訳で、自分で自分を応援しているとも言えるFIRE民ですが、FIREを目指す人や、FIREしている人はお金のかかる趣味を持っていないというイメージがあります。
一般的な推し活以外でも、用途によって色々な道具があったり、1プレイにお金がかかるようなゴルフや釣りといった趣味がある人も見かけません。
経営者が事業をイグジットしてFIREするパターンなら、ゴルフをしたりする場合もあると思いますが、社畜からコツコツFIREしたパターンでお金のかかる趣味を持っている人はまず居ないでしょう。
これは決して多くはない給料から投資の種銭を捻出する過程で、自然とお金のかかることをしなくなっていった結果だと思います。
FIREする人の趣味はお金があまりかからない
FIREしている人の趣味ってどんなものが多いでしょうね。
ブログや動画を見ている限り、多趣味な人は多くないように思います。
散歩したり、ゲームをしたり、動画を見たり、読書をしたり、筋トレや土いじりしたりといったゼロ円でできたり、せいぜい毎月少額の金額を使う程度の趣味の人が多い印象です。
そうなると、そもそも趣味にあんまりお金がかからないので、趣味用の予算に〇〇万円用意してFIREしようと計画を立てる人は少ないのではないでしょうか?
「ほとんどの人が投資とは関係のない、リタイアに関する重要要素に注意を払っていない」という記事を見ました。

記事は、定年退職前に定年後の娯楽について計画を立てている人は11%しかおらず、退職後の長い時間それなりに元気だから趣味にかかるお金も考えた方が良いとという内容です。
言わんとすることは分かります。
今日は、FIREの場合も趣味用の予算を考えておくべきか考えてみようと思います。
FIRE計画上も趣味に散財する予定はない
まず初めに、私はFIRE時の計画で趣味のための予算というものを考慮していません。
これは月20万円、税金等諸々払って月25万円以内で生活すると決めて必要な予算を計算しているからです。
予算を立てた段階で、いま月に使う金額より多めに試算しておくことでバッファを設けています。
もし、何か趣味を始めたくなったとしても、計画した予算内で楽しむという考え方です。
多くのFIREしたい人やFIREした人は、私のように趣味にかかるお金だけ別予算で計上していないでしょう。
なぜなら、一生この趣味だけやって生きていくと決めて人生計画を立てる人はまず居ないと思います。
それは当たり前です。
そもそもFIRE計画自体が2年、3年程度の短期的な期間ではなく、もっと長い20年以上を想定した超長期の計画だからです。
趣味は生活に必須というわけでも無いですし、やりたくなかったらやらなくても良いものでもあります。
ある日突然心変わりして、昨日までやっていたことをやらなくなって、全く別のことを始める可能性は十二分にあるでしょう。
心変わりする場面なんて、いくらでもあるってことです。
それに、どうしてもお金がかかる趣味を始めたくなったら、趣味にかかるお金だけ働いて稼ぐということも可能だと思います。
働きたくない気持ちを上回るくらいやりたくなったのなら、働く時間的余裕がFIREにはあります。
だからこそ、FIRE計画に趣味の予算は計算しなくても良いと思います。
心配性なら立てても良いですけど、予備費で何百万円とか用途を決めずに予算化した方が良いでしょうね。
用途を決めてなければ後から、「これやろうと思って準備したけど、全然ハマらなかったわ~、このお金どうしよう?」ってことにはならないと思います。
コメント
nekonabeさん おはようございます。昨日も日本株の勢いが止まらず、破竹の上昇で好調だったころを思い出しています。さて趣味の予算ですが、当方もいよいよ、おじいさんの年齢になり年金暮らしが現実のものになります。この年齢になるとよく言われるのは、資産形成は積み上げるだけなので参考にある本や記事もたくさんあるので、道筋が定まっているが、取り崩しはあまり参考になる本や記事もないし、仕組みも整っていないので、結局使わずじまいで、ぼけ老人や介護のお世話になってしまうよ。という警告です。かといって急に贅沢するような体質でもありませんので、さすがに生活費の取り崩しだけは考え始めました。コンビニ・スーパー程度の買い物にできるだけ新商品を買ってみるは、刺激になってボケ防止にも良いようなのでひとまずやってみようかと、考えています。・・・ではまた。
はしQさん、コメントありがとうございます。
私の父は69歳まで社畜をしていましたが、見ている限りは現役時代の延長線上に老後生活があるって感じます。
年齢の問題もあるんでしょうが、今までやってきたことを続けている感じです。
違いと言えばメジャーリーグをリアルタイムで見ているくらいですね。
そんなに野球好きだったかと思っていますが、どうやら大谷だけに興味があるようです。
年を取ってくると新しいことを始めるのが億劫になってくると思うので、ちょっとでも気になったら色々やってみるのは良いと思います。
趣味に使う費用はリタイアしてからどんどん増えてってますね。
それは、リタイア当初はいったいどれくらい資産が減っていくのかわからず慎重になりますが、投資がここ数年好調だったので資産があまり減らないためどんどん趣味の費用が増えていった感じです。
きゅおおさん、コメントありがとうございます。
相場が好調だと使う金額が増えるのはありそうですね。
私もこんなに増えたならちょっと使っても良いかと思ってしまいそうです。
使うなら、旅行とかの1回いくら系の散財をしそうです。
相場良い時は良いですけど、散財が習慣化すると相場が悪くなった時にきつそうですね。
習慣的に散財しないように気を付けたいものです。
確かにお金のかかる趣味無さそうな人が多いですね。
自分はお金かかる趣味リタイア前からありますね、一番かかるのは交通費と宿泊費だけど最近のインフレでチケット代の高騰の方が痛いです。
花とおじさんさん、コメントありがとうございます。
FIRE前からある趣味だと、ある程度これくらい必要かなと考えて予算化している可能性はありますね。
インフレは予想できませんが、その分資産価値も上がっているのであんまり気にしなくても吸収できそうですけど
相場が悪い時は旅行に行かないという選択肢も取れますし、恒常的にお金がかからない趣味なら何とでもなりそうですね。
こんばんは仙堂です。
今週は日本株もアメリカ株も絶好調でしたね。ありがたいことです。
nekonabeさんは、お金のかかる趣味をお持ちでないから、それでいいと思います。
私の会社の同期で、同時期にFIREした人がいますが、人伝えに聞いたところゴルフ三昧みたいです。ゴルフをしない私には何が楽しいのかわからないのですが、本人が楽しいのならそれでいいのかな。
ま、平日だと安いから毎週行ってもそんなに負担にならないんじゃないかな。
私も、生活に全く関係ないことに使うために、月3万を準備しています。
インフレになってきたから月5万円に増額しようかどうしようか思案中です。
興味の対象が、増えたり減ったりしてるので、具体的に何に使うかは決めて無くて、予算計上だけしてるって感じかな?
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
ゴルフもゲームでやると結構面白いので、実際やっても面白いのかもしれませんね。
上手くいかなくてイライラしそうでもありますけど、運動にはなりそうです。
用途は決めないでお小遣いは幾らという決め方の方が良い気がしますね。
私もゲームソフト買う時に予算とか特に気にしてないですし
私はFIRE目指してる途中ですが、ゴルフ代は大事な趣味の費用として計上してますね。
そんなに大金は使ってないので、体が動かなくなるまでやりたいと思ってます。
学生時代からの友達と何歳になっても一緒に遊べる数少ない趣味の1つかと思ってます。
りす夫さん、コメントありがとうございます。
自分にとって大事な趣味であれば、費用は計上していても問題無いと思います。
計上してもFIREするまでの期間が長くなるだけなので、その辺りは仕事したくない気持ちとの兼ね合いですね。
私は友人とやると言っても、ゲームか麻雀くらいしかないので外で遊べる趣味は良いと思います。