FIREまでもうすぐなのに、心理状態をグチャグチャにするニュースを見る

考え込むねこ FIRE前
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FIREまで残り249日になりました

FIREまであと249日になりました。
とうとう250日を切りましたが、今のところ生活は何1つ変わりません。
たまにFIREの半年前とか1年前から退職の意志を伝えている人が居ますが、私はそこまで自分の会社を信用していません。

今辞めるって言ったら、評価期間フルで働いていて関係ないはずのボーナス額が下がる可能性があります。
冬のボーナスも貰っていませんし、今はまだ冬のボーナスの評価を決めている段階なので、今アクションを起こすのは美味しくありません。

最後の夏のボーナスの評価はフルで働いているのに、きっと評価が下がるんでしょうが、それは止む無しと思っています。

1日外出録ハンチョウ 18巻 136話から引用

ただ、冬のボーナスはフルで貰うつもりです。
何なら1円でも多く貰っておきたいものです。
今は冬のボーナスに向けて、まだまだ死んだ目をして働く社畜を続けるしかないと思っていますが、心理面はジリジリした焦燥感を感じるのみで、それ以外の変化はありませんね。

ただ、何か薄っすら不快な気分がずっと付き纏う謎の感覚を味わっています。

FIRE直前に嫌な話を聞いたオッサン

来年にはFIREすることになりますが、今日ちょっと不安になるニュースを見てしまったので、今日はその話をしようと思います。

S&P500種の大幅上昇の10年は終わった-ゴールドマン
投資家がより高いリターンを求めて債券など他の資産に目を向ける中で、米国株が過去10年のような平均を上回るパフォーマンスを維持することは難しいだろう。 ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストがこのような見方を示した。

S&P500の大幅上昇の10年は終わったという、Bloombergのニュースです。

もう中身云々の前に、FIRE249日前にこんな話を聞きたくなかったわ。というのが初見の感想です。

魁!!クロマティ高校 1巻 20話から引用

S&P500のトータルリターンが今後10年で3%に留まる見込みだそうで・・・
もし本当に3%しかリターンが出なかったら、FIRE直後に相場の低迷期という最も最悪な状況になります。

S&P500のリターンが米国債を下回る可能性は約72%、2034年までのインフレ率を下回る可能性は33%とストラテジストらは試算しているそうで、変に具体的な数字を出してくるので、FIRE前のオッサンの心理を揺さぶりにきています。

まぁもし仮に3%の予想が当たったとしても、生活はできます。
ですが、延々と10年も続いてしまうと心理面がかなり心配です。
私はFIREした後も、何だかんだと言っても資産は増えると思っていますからね。
増えると思ってFIREしたのに、FIRE後に全然資産が増えないとなれば、動揺する可能性は高いです。

FIRE初年度は住民税と健康保険料も高いですし、自分がコントロールできない高額な支出も更にオッサンの動揺を誘いそうです。

当たりゃーしねぇと思っていても、人生の一大イベント前だとナーバスになる

当たらないで有名なアナリストですが、短期的な予想でも当たらないのに、それより長期的な視点から予想するストラテジストの想定ですから、この予想が外れる可能性も高いです。

年末年始になると、来年の年末の日経平均株価を予想していることがありますが、まぁ当たりません。
1年後でも当たらないのに、10年後が予想できるのかと言われると結構厳しいものがあると思います。

一応、S&P500の月足を見てみましょう。

S&P500指数 月足チャート (TradingViewから作成)

直近では2019年と2022年に少し下げる時期がありましたが、概ね順調に推移しています。
10年前の2015年1月時点では2,000ポイント近辺だったので、2024年10月時点の5,000ポイント以上の水準は10年前の2.5倍以上です。

MACDは鋭角の上昇傾向です。
RSIとストキャスティクスは少し垂れ気味なので、直近で調整する期間がありそうにも見えますし、ボリンジャーバンドの上限付近での推移が続いているので、そろそろ反落しそうですが、チャートだけ見た感じでは、今後10年以上低迷しそうな程、ネガティブな情報があるようには見えません。

S&P500種、2030年代初めまで低リターンにとどまる-スティーフル
来年を含め少なくとも向こう10年間は、米国株の大幅上昇を期待すべきではない。今年1-6月(上期)の相場上昇を的確に予想した数少ないウォール街ストラテジストの一人、スティーフル・ニコラウスのバリー・バニスター氏がこうした見方を示した。

2023年12月に2024年から2030年くらいまでリターンが低迷するよって予想していたストラテジストは、今のところ大外ししてますからね。

やはり予想する期間が長くなると、より当たらなくなるということでしょう。
もしくは毎年、暴落するぞ~と家の外で叫んで回るオオカミ少年でしょうか。

まぁストラテジストなので、色々な情報を確認して低迷の予想を立てているんでしょうが、FIRE前のオッサンに変な話を聞かせないで欲しいものです。

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FIRE前
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コメント

  1.   より:

    夏のボーナスは社会保険税を払う為に使うのですか?

    • nekonabe より:

      ななしさん、コメントありがとうございます。
      夏のボーナスは住民税と健康保険料と携帯買い替えで消えるんじゃないでしょうか。
      余ったら生活防衛費ですね。

  2. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。相変わらずの日本株不振を憂いている はしQです。確かに先のことを予想する場合両方出てきます。結果は1つしかないので、どちらかは外れなのですが、なんだかんだと言い訳して生き延びています。いわゆる結果論です。まあ占い程度に見ておけばよいのでは。プランAがだめならプランBがありますから。そうそう退職時期の上司への報告は冬期ボーナス語で全く問題ないと思いますし、確かにやめる人間にあえて多めに払うことはないので正解です。本来は賞与は実績に対して払うものなので全く影響ないはずですが、将来の期待度みたいなものが査定する側から見るとありますので。(この点できちんと定年まで働くおっさんや爺は査定上不利ですが)ではまた

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      リーマンショック並みに下がっても、狼狽損切りしなければどうとでもなりますが、その間の心理状況が心配すぎますね。
      ここで一回損切りした方がクレバーなんじゃないかとか、考えて悶々としそうです。
      更に収入も無いのに、資産は毎月減り続けるなんて、眠れなくなりそうです。

      ボーナスも退職金もただの給料の後払いシステムのはずなんですが、何だかんだと理由をつけて額を減らそうとするので信用なりません。
      流石に1月前に辞意を表明するのは遅すぎると思いますが、今言うのは早すぎるので年明けくらいですかね~言うのは。

  3. 仙堂智隆 より:

    こんばんは仙堂です。

    このニュース、私も読みました。とっても嫌ですね。
    私が早期退職してからも、コロナのバカヤロー! とか、プーチンのバカヤロー! などとさけぶ年がありました。
    基本、どのような分野でも、いつまでも一直線で上昇することはないので、ボラティリティーを織り込んで、分散投資しなくてはいけませんね。

    • nekonabe より:

      仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。

      コロナの時はそろそろ買うかと思ってちょっと買ったらスグ戻してしまったので、良い買い場になりました。
      1年くらい相場が低迷するのは、まぁそんなこともあるかなと思えるんですが、何年にも渡って低迷するのは心理的にはきついです。

      FIREする人の中には、ポートフォリオをシンプル化する人が結構いますね。
      S&P500とオルカンのみの構成とか
      私はそれだとアメリカ全力過ぎると思いますが、FIREするならいくらポートフォリオをシンプルにするにしても債券ファンドを混ぜた方が良いでしょうね。

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