定義はハッキリしないが確実に存在する社会的信用
いわゆる世間というもので、重要視されている物の1つに「社会的信用」というものがあります。
何となくは理解していますが、社会的信用って何ぞ?と言われると正確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。
何となくクレジットカードを作る時や、お金を借りる時に見られるものといったイメージがありますが、私も実はよく理解していないので、ちょっとググってみました。
簡単に調べてみた感じ、明確な定義はないように思えます。
ですが、調べてみた感じ、以下の5つを元に判断されるのが「社会的信用」とやらのようです。
① 定職に就いている。
② 就職している会社の規模(公務員、大企業>中小企業>零細企業)
③ 勤続年数
④ 年収
⑤ 借金やローンの状況(借入金額、返済が滞ったことが無い)
特に明確なものではないけど、確実にあるのが社会的信用って奴のようです。
条件を見る限り、⑤以外はことごとくFIREしたらなくなるものばかりですね。
無職期間を勤続年数に換算してくれれば良いんですが、①があってそこから②~④を見るようなので、①が無職だとそこでNGそうです。
今日はFIREした後に社会的信用は必要かということを考えてみようと思います。
中国には明確にある社会的信用
日本では何となく存在する社会的信用ですが、お隣の中国では明確に存在するようです。
中国には信用スコアなるものがあり、社会的信用力が明確に数値で確認できます。
中国でも社会的地位、年齢、学歴、職業、過去の支払い状況、資産、クレジット、取引履歴、交友関係、相手の身分、消費の特徴等を総合的に判断してスコアをつけているようです。
スコアを付けられたから何?って感じですが、具体的なメリットもあるようです。
600点以上あると、社会信用力があると判断され賃貸住宅やホテルを借りる前に支払う預り金の支払い免除されたり、ローン金利が優遇されたり審査期間が短縮されるといったメリットがあります。
こういったメリットがあるなら、中国ではFIRE後も社会的信用は重要ってことになりそうです。
日本には社会的信用にメリットがあるか?
日本では日常生活を送っていても、社会的信用力の必要性を感じる場面はありません。
敢えて言えばローンを組む時ですね。
私も自宅の不動産を購入したことがありますが、ローン審査の時にそこはかとなく社会的信用力を感じる場面はありました。
とはいえ、社畜以外の属性になったことがないので本当にどれだけ自分に社会的信用力があるのか明確には実感できていません。
零細企業勤めだと、大手銀行にローンを断られたなんて話を聞きますが、私は別にどの金融機関にも断られなかったので実感できません。
ローン金利についても頭金の額によって金利が優遇される方式だったので、こちらもやはり特に社会的信用とやらを実感できません。
しかももう自宅を購入してしまいましたからね。
FIRE生活に入ってから自分の支払い能力を超える高額のローンを組むことは無いでしょう。
もう1つがクレジットカードの審査ですが、こちらも社畜の身では特に実感できることはありません。
カードを作る際に断られたことは無いので、やはり社会的信用を実感できません。
よく無職や主婦、会社経営者がカードの審査に落ちたと言った話を聞きますので、社畜の身分に一定の社会的信用を調査していることは分かりますが、社畜を辞める前にクレジットカードを作っておけば良いので、やはりFIRE後に社会的信用が必要とは思えません。
カード更新の際も実は審査している場合は、新しいカードが来ない可能性もありますが、そういった話は聞いたことがありません。
持ち家派だとFIRE後に社会的信用は不要
明確にFIRE後も社会的信用が必要なのは、賃貸派の人でしょうか。
新しく家を借りる際に、社会的信用力を審査されるでしょうね。
オーナーからすれば、いくらお金を持っていても何しているか分からない無職に部屋を貸すより、ちゃんとした会社に勤めていて収入が安定している社畜に貸したいでしょうから、まぁ当然です。
賃貸派はFIRE後に引っ越す場合に、苦戦する可能性があります。
そういった意味では、FIRE後も社会的信用力には一定の価値があるのかもしれませんね。
持ち家派の私はもう家を借りることはないので、関係がありません。
そう考えると、FIRE後に社会的信用力が必要な場面があまり思いつきませんね。
社会的信用力とはあまり関係ありませんが、気まずそうなのがアンケート等で職業を聞かれた時くらいでしょうか。
無職に〇を付ける時に心理的抵抗感がありそうです。
私はFIREしたら自営業にでも〇を付けようと思います。
生活できる収入はありませんが、一応ブロガーで広告収入もあるので、自営業と言えなくもありません。
FIREは世間から外れる行為でもあるので、世間では必要な社会的信用力とやらもあまり必要にはならないんでしょうね。
透明人間みたいなものでしょうか。
コメント
nekonabeさん、おはようございます。ようやく連休疲れから復調し本調子の社畜はしQです。連休明けから天気も÷日が続き、もともと「行きたくない症候群」が出る場面でしたので、天気が良くなり元の調子に戻りつつあります。さて社会的信用の件は、確かにローンを組んでしまえば、銀行口座開設やカード新規発行の時ぐらいですので、家を持ってしまえばいらないような気がします。逆に家もなしで節約し続け、カードも使わないと、その部分での信用の積み上げができていないことになるため、FIREと同時にこの問題が出てくると思います。とはいえFIREしなくても賃貸派かつ定職なし年金ぐらしの方はすでに多くの方がお見えのはずで、特にそいった相談や注意喚起のブログも見たことないので「何とかなる」のでは(と、いい加減な推測ですのでちょっと調べてみると「資産35億円で銀行系クレジットの審査を落ちた」という記事がありました。)やはり苦労はするようです・・ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
今年のGWはただの3連休+4連休だったので例年よりはダメージがありませんでしたが、やはり連休明けは嫌なものです。
天気が良ければ、こんな日に空気の悪いオフィスで働くなんて嘘だぜと思いますし、雨が降っていれば出かけるのめんどくせーと思います。
やはりカードと家くらいですよね。信用力がモノを言うのって
あとはキャッシングもあるでしょうけど、FIREしてキャッシングなんて100%使わないですし。