個人の判断でと言っても誰も判断しない国

3月13日からマスク外してもよくなりました。

3月13日からマスクの着用が個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断が基本になりました。
日本で個人の判断で付けたり外したりしろと言い始めてもなかなか上手くいかなさそうですが、マスク付けなくても外出可能になった3月13日に外出した時のお話をしようと思います。

マスクの着用について

マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました

www.mhlw.go.jp

一見マスクを外しても、付けても良いという風にも見えますが、医療機関に行く際や電車、バスに乗る際はマスクの着用を推奨する等、どこであろうと「個人の判断」でマスクを付けないという判断を許さない日本っぽいダブルスタンダードで運用するみたいです。

マスクの着用は個人の判断？誰も外してない。

月曜朝の通勤時、家から出ると早速マスク姿の社畜やママチャリに乗った主婦にエンゲージしました。
外ですら誰もマスクを外していません。
どうせ誰も外してないだろうなと思っていたけど、やっぱり誰も外していませんでした。
3月13日以前も外ではマスクを外していて良かったはずなんですが、その時でも外でマスクを外している人は居なかったので、予想どおりといえば予想どおりです。

面倒くさいのでそのまま外した状態で最寄り駅まで移動しました。
駅に到着して、電車待ちの多くの乗客が居ましたが、全員マスクを付けています。
個人で着用を判断しろと言われても、そんな話は何もなかったかのようです。
こうまで全員マスクをつけていると、マスク警察に絡まれる可能性があったので、電車が来る前にポケットに入れていたマスクを着用、電車に乗り込みました。

電車の中でも当然マスク着用率100%です。
花粉症なのか風邪を引いているのか、結構咳をしている人が多い状況です。

月曜日の朝の通勤時間の電車なんて、この世で最もクソみたいな空間です。
相変わらず混んでいるので、あまり周囲を伺わずに無になって過ごしました。
久しぶりに電車内の乗客の様子を見ましたが、全員スマホの画面を見ていて「かなり気持ち悪い光景」です。

恐らく全員無になってこの「この世でもっとも最悪な空間」に居ることを忘れようとしているんでしょうが、混んでいる電車内で座っている人も立っている人も、全員黙ってスマホを見ている光景は気味が悪いです。

電車から降りた後は、もうマスクを外すのが面倒なので付けたまま会社に到着。
エレベーター前でも相変わらず全員マスクを付けています。
ご丁寧に警備員も含めて全員付けています。
結局、通勤時は外している人を見かけないという状況でした。

オフィスでは会社でマスクを付けるのはまだ義務らしい。

オフィスに到着後、周りを見渡すとやはり全員マスクをしています。
「ここでもこれか」と思いつつ、同僚に挨拶「おはよう。今日からマスクを付けるか個人の自由になったけど、誰も外してないね？」

同僚は「会社のイントラにオフィス内ではマスク着用継続になってたぞ。」
・・ここでも個人の判断なぞ1mmも無いようです。

帰宅時はスーパーに寄って食料品の買い出しへ
当然のように店内でも全員マスク着用でした。
店員すら外していません。

結局1日外出してマスクを外している人を見かけたのは、1人、2人を屋外で見かけたのみでした。
(1人は歩きタバコ）

マスクを観察する1日が終わって・・

1日マスクに注目して、普段の社畜生活をしてみました。
個人の判断で自分からマスクを外している人は、ほぼ居ないという状況でした。
予想どおりの結果ですが、こういった集団主義的な行動は気持ちが悪いです。
私がリタイアしたいのも、周囲を伺って周囲に合わせようとする日本人の行動原理が大きな理由の1つかもしれません。

私は人間観察大好きという訳でもないため、普段はあまり周囲を気にして生活していませんでしたが、朝の社畜はやはり目が死んでいますね。
死んだ目でスマホを見続ける社畜の群れは、ゾンビ映画のゾンビみたいに生きている感がないです。
やはり社畜は現代の奴隷だと再認識しました。

社畜が奴隷なことは今更の話なので良いのですが、個人の判断でマスクを付けるか付けないか自分で決めるというのはやはり良くないようです。
なにしろ奴隷なんですから、奴隷は自分で判断したりしません。
飼い主（会社）が決めれば全員マスクを付けるし、周囲の人間が付けていれば同調圧力でマスクを付けるでしょう。

おかしな例外を設けずに、付けなくてもヨシと言わないと今の状況が続きそうです。
今は寒いので別にマスク付けて生活しても良いですが、夏までにはマスクを外して生活したいものです。