拘り過ぎなければFIREできたかもしれないのに、惜しいな

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卒業から何十年も経つのに未だについて回る学歴

年を取るとあんまり関係ないなぁと思いつつ、意外とずっとついて回る話に「学歴」があります。

つい最近も静岡県伊東市の市長が東洋大学を卒業しただの、除籍されて卒業してないだのといった、非常にどうでも良い問題が延々と報道されていました。
結局辞任するようですが、もう大学なんてとっくに卒業した50歳過ぎのオバサンでも未だについて回る場合もあるってことです。

公職の方なので履歴は重要なんでしょう。
東洋大学卒業だから投票したって人は同じ大学の学生かOBくらいなんじゃないのという気がしますが、高卒だったら投票しなかったという人は結構居そうです。
どちらかというと学歴云々より、なかなか本当のことを言わない見苦しさにウンザリした市民は多そうです。

権威に弱い日本人なので、東大卒とかハーバード卒と言われるとそれだけで「何か凄い」みたいな感覚になる人もいるのでしょう。
正直、大卒か高卒かはあまり実務能力に関係ない気がしますが、就職する場合でも学歴詐称すれば懲戒理由になるので、卒業後も学歴は亡霊のように憑いてきます。

オッサンは就職時と転職時くらいしか大学の意味があったとは思いません。
学閥とかあったらまた違ったんでしょうが、せいぜい20代の時に「どこ大学?」と聞かれて答える程度のものです。
最近は若手に聞くとハラスメント扱いされるかもと思って、大学名は聞かなくなりました。

ただ、自分と同じ大学だと「よっしゃ、育てたろ」くらいの仲間意識は芽生えるのでコミュニティとしての大学は、卒業後も機能しているってことなんでしょうね。

時間があると釣られやすくなる

流石にFIREしたので、もう学歴は憑いてこないと思っています。
もし憑いてくるとしたら、FIRE失敗して再就職する時くらいでしょう。
その頃は卒業から30年、40年経っていると思いますが、そういう意味では最終学歴は自分自身を説明する時に一生ついて回る話なのかもしれませんね。

何で学歴の話が気になったかって話なんですが、ザ・ノンフィクションというテレビ番組で「12浪の早大生 38歳の就活~僕に内定をください~」というエグいタイトルの番組があって、ついつい見ちゃったからです。

前後編で11月16日に後編が放送されたので、前編含めてTVerで見ちゃいました。

内容は薄いです。
12浪して30歳で早稲田大学に入学した石黒氏が38歳で就活するお話です。
この薄い話を90分に伸ばした番組ですね。
正直、この人の人となりを最初の10分、20分で確認した後、後編の最後の方を見れば話が繋がりそうです。

私はついつい全部見ちゃいましたが、流石に12浪、4留もすると新卒カードや学歴パワーは利きませんね。
Fラン大学卒業でも、22歳ならもうちょっと何とかなったと思います。
2浪くらいまでなら私が学生の時の同級生にもいましたが、12浪は流石に居なかったです。

私が学生の時はまだ「良い大学を卒業すれば良い会社に入社できる」という話が信じられていた時代なので、大学入学までは皆必死こいてましたけど普通は2浪くらいすれば、併願して受かった大学に行っていました。

逆に大学卒業したくなくて、7年くらい在籍していた先輩は居ましたね。
当時は就職氷河期で就職が厳しい世代だったので、卒業しないで粘る就職浪人は結構居ました。

今は就職はそんなに大変じゃありませんが、12浪はハンデがデカ過ぎるので同じように石黒氏も就職浪人していたようです。

変なポイントで拘ってなければFIREできたかも?

この石黒氏は、例え浪人してなくても就職には苦労するだろうなって感じの人だったので、どうなるんだろうなと思ってついつい見ちゃいました。
特にまだ社畜じゃないのに、既に社畜のように目が死んでいるところに親近感が湧きます。

12浪の早大生 38歳の就活~僕に内定をください~後編から引用

最終的には内定貰ってエンディングを迎えていましたが、勝因は就職する会社に拘らなかったからでしょうね。
企業規模どころか、場所も業種も拘ってなかったのが正解でしたね。
これで「折角早稲田を卒業したんだから、就職先は東証プライム上場企業じゃないととか、業種はメディアのみ・・」みたいな話をしていたら、一生就職できなかったでしょう。

私の世代では結構、この大学ならこれくらいの会社に就職したいみたいな拘りを持っている人は多かったです。
そういう人は大体、氷河期の洗礼を受けて非正規になったり、講師になったりと碌な状態にならなかったので、就職先に拘らなかったのは正解だと思います。
卒業したら、とりあえず職歴優先した方が良いです。
まぁ、就職拘らないなら12浪もして大学に拘らなければもっとマシな結果だったとは思いますけどw

見終わった後、何がこんなに気になったのかなと思って考えてみましたが・・・
私の就職時の時を思い出したというのもありますけど、この人が就職する38歳~39歳の頃って、私がFIREしようと考えて行動し始めた年なんですよね。

FIREしようと思ってブログを始めた頃です。
私が社畜に見切りをつけた年齢の時に、社畜になろうとする人を見るのは不思議な感覚です。

受験+学生生活をしている間に、オッサンはFIREのための資金を貯めていたって感じですね。

妙な拘りがなければこの人もFIREできるくらいの資産を貯めていたかもしれません。
見た感じ、この人はFIRE向きな性格をしていると思ったので、別のことに拘っていれば良かったのにねとは思いました。

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