辞める直前に死ぬほど労働している者を賞賛する制度
先月、初回の職業講習会と雇用保険の説明会に参加したお話をしましたが、今日は初回認定のためにハロワに行ってきたので、その話をしようと思います。

私は、6月末に「時が来た」と計画通りに自己都合退職したので、給付日数は150日です。
これまで1度も失業給付を貰っていなかったので、加入期間は最長の20年以上になります。これは自己都合退職では最長です。

特定受給資格者になれば、最大330日まで受け取ることが可能になります。
オッサンの年齢だと最大270日ですね。
失業給付の計算式は退職直前半年の賃金の合計を180で割った金額です。
これは賞与は除きますが、残業手当は含まれます。
180で割った金額に給付率が50%~80%かかります。
給料が安い程給付率が上がります。

失業給付をMAXで貰いたいという強欲さんは、辞める半年前は死ぬほど残業して残業代を付けまくると、基本手当日額の額を上げることができます。
更に1カ月で100時間残業か、2カ月連続で80時間残業、3カ月連続で45時間残業のいずれかの場合に当てはまれば、自己都合退職でも特定理由離職者に変更可能なので、支給期間も延ばすことが可能です。

むしれるだけむしりたいアカギタイプの人は、辞める直前で意味もなく残業しまくって辞めるのがお勧めです。
オッサンはFIRE直前でモチベーションゼロだったので、一切残業はしませんでした。
退職前2カ月は有給消化で残業ゼロですし、1月から4月も殆ど残業ゼロでした。
ということで、ほぼ基本給のみの貧弱装備で初回認定を受けることになります。
大変良いタイミングで辞めたオッサン
私が無職になったのは7月1日からですが、ちょうど良いタイミングで辞めたと思います。
8月から失業給付の基本手当日額が増額されたんですよね。
これで支払額が8月以前に給付された場合より増額されます。
誤差の範囲ですが、何もしなくても増えるのでこういうのは嬉しいですね。

上限額は30歳未満が190円増の7,255円、30~45歳未満も190円増の8,055円、45~60歳未満が235円増の8,870円、60~65歳未満が203円増の7,623円だそうです。
雇用保険受給資格者証がなかなか貰えないなと思っていましたが、初回認定時に貰えました。
離職時賃金日額と基本手当日額の増額調整に時間がかかっていたようです。
オッサンの基本手当日額も190円近く増えていたので、ちょうど貰い始めるタイミングで増えたのはラッキーだったと思います。
初回認定当日の様子
何故かハロワに到着する時間まで指定されており、14時~14時30分の間に来いというピンポイントな時間を指定されました。
金貰いに行くので、「来い」と言われれば行きますけどね。
8月の一番暑い時間帯を指定せんでも良いのではないかと思います。
失業認定申告書と雇用保険受給資格者のしおり、マイナンバーカード、水筒、日傘、タオルを持って初回認定に出かけました。
日傘をさそうが暑いものは暑いです。
到着時には汗だくになりました。
受付を済ませ、窓口を見ると同じ時間帯を指定されているのか満席でした。
20~30人くらい座ってましたね。
いっぱい先客が居た割に、早く呼び出されて20分程度で終了しました。
マイナンバーカードを見せて、雇用保険受給資格者証と失業認定申告書を貰って終了です。
ちなみにオッサンは自己都合退職なので、1カ月の給付制限中です。
まだ給付制限の網にかかっているので、次回の認定まで求職活動の回数は通常の2回ではなく1回でOKです。
このまま帰りがけに職業相談でもして、その1回をクリアしても良かったんですが、2回目以降のことも考えて、とっておこうと思いそのまま帰りました。
ハロワに居た時間より、往復の時間の方がはるかに長かったです。
2回目の認定日までに何かやらないといけなんですが、それはまた追々考えようと思います。
コメント
nekonabeさん おはようございます。はしQです。ハロワの洗礼お疲れ様です。当方が受給時に毎日勤労統計の偽装問題に引っ掛かり、忘れた時期にさかのぼってデータの提出をさせられた覚えがあります。非常に手間がかかりましたが千円ぐらいの誤差の範囲の間違いでした。うんと返ってくるかと期待していたのに残念に思いましたが、話題の事案の当事者になっていたとは「話のネタ」にはなりました・・懐かしい思い出です。・・ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
毎月勤労統計調査の偽装問題ありましたね。
あれは数字を弄って過少申告していたって話だったと思いますが、今回は単純に増えるだけなので全然OKです。
といってもMAXでも5320円しか増えませんが、減るよりは良いでしょう。
こんばんは仙堂です。
「何故かハロワに到着する時間まで指定」って、講習というか説明会の受付時間がその時間帯ということで、到着時間までは制限されてなかったけどな。
そこの職安は、到着時間という説明だったんですね。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
地域差があるのかもしれないですね。
時間に遅れたり、早かったりしたら何か言われるのかもしれませんが、行った時も満員だったのでオーバーフローしないように時間差を付けたいのかもしれません。
初めてハロワに行った時も午後2時くらいだったので、受付した時間を指定しているだけかもしれませんがw