FIRE後の体感時間の変化について考える回

わんこさん(時間だよ) FIRE後
スポンサーリンク
スポンサーリンク

同じことをしているはずなのに変わる体感時間

FIREしてから2週間ほど経過しました。
FIREした後も税金や社会保険関係で必要な手続きをした以外は、ずっとダラダラ生活しています。

FIRE前に有給消化期間が40日ほどあったので、何もしない暮らしも2カ月半経過したことになります。
2カ月半もの間ダラダラしてきましたが、FIRE前と後では体感時間に少し違いがあります。
有給消化期間の2カ月はアッと言う間に過ぎ去ったように感じますが、FIRE後は時間の経過が緩やかになったような気がします。

まだ2週間かぁって感じですね。

結局FIRE前もFIRE後もダラダラしていることには変わりがないんですが、今までやったことが無い退職後の手続きをしたことが刺激になったのか、不思議と有給消化中よりは時間の経過が遅くなった気がします。

1日の生活リズムや、普段やる習慣が劇的に変わったって訳ではないんですが、不思議なことに時間の進み方だけ違って感じます。

今日はそんな体感時間に関するお話です。

年をとったら時間が早く感じる法則とは異なる感覚

体感時間で有名なものにジャネーの法則があります。
「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する」と説明されますが、分かり辛いので簡単に言うと「若い時は時間が長く感じて、年を取るとあっと言う間に感じる」って奴です。

オッサンは43歳なので、既に人生の体感時間の83%が終了しています。
100歳まで生きていたとしても残り17%、57年残っていたとしても、若い時の10年分くらいの体感で過ぎ去ってしまうということです。

ジャネーの法則 体感時間と残り時間

1年が年を取れば取るほど早くなる感覚は、オッサンたちには馴染み深い感覚だと思います。
学生時代より社会人の方が時間の流れが早く感じますし、若手時代よりオッサンになってからの方が時間の経過は早く感じます。
私ももう1年も半分経ったのかあっと言う間だったなと、社畜の時はよく感じていました。

このFIRE前後で体感時間が異なる現象に関しては、ジャネーの法則とはまた別物な気がします。
何しろ同じ43歳の時の話ですからね。
こんなに短い時間軸で体感時間が変わるのはおかしいです。

社畜時代にも同様のことがありました。
普段どおりに働いていることは変わらないんですが、FIREする1年以上前と、FIREまで1年を切ってからで体感時間は大きく変化しました。

FIREまで1年以上残っている段階では、1年は結構あっと言う間に過ぎ去ります。
1年のスタートから気付いたらGW、気付いたらお盆、夏が終わったらいつの間にかクリスマスみたいな感じで、ワープで時間が過ぎ去ります。

FIREまで残り200日になったオッサン
FIREまで残り200日となりました2024年12月12日でFIREまで残り200日となりました。語呂の良い数字が並んでちょっとテンション高くなったので、今日はFIREまで残り200日となったオッサンの心境を語っていこうと思います。FIRE...

ですが、FIREまで1年を切ったら時間の経過が本当に遅くなります。
仕事も休日の過ごし方も、今までと何も変わっていません。
ただ「あと1年でFIREする。」と自分で決めているだけなのですが、それだけで急に時間が長く感じます。

この感覚はFIRE前後で感じたものと同様の感覚だと思います。

実はFIRE生活が不満だったりするのか?

そんな感覚の答えになりそうな、「年を取るほど時間の流れが早まる」は間違い・・・24時間が早く感じる人・遅く感じる人の生活習慣の残酷な相違という記事を見ました。

「年を取るほど時間の流れが早まる」は間違い…24時間が早く感じる人・遅く感じる人の生活習慣の残酷な相違 家でゴロゴロして「自由な時間」を過ごす人は幸せになりにくい
なぜ人によって時間の流れの早さが異なるのか。心理学者の内藤誼人さんは「各種調査によれば、時間の流れの早さは年齢で決まるわけではなく、その人の生き方や心のあり方によって決まる」という――。

この記事によると、無目的に生きていると時間の流れが遅く感じるようになるらしいです。

まぁ確かにFIREするという目的は果たしたので、その後の目的は今のところ未定です。
FIRE後の目的を作ってからFIREした方が良いという人も居ますが、私はFIREした後に決めれば良いやと考えて、特にこれがしたいという目的もなくFIREしています。

そもそも心理状態が社畜の時とFIREした後で全然違うので、社畜の時に決めた目的をFIRE後にすんなり受け止められるのかも疑問です。
「FIRE前の私は何でこんなことを目的にしようと思ったんだろう。」と感じる可能性すらあります。

ダラダラと特に目的もなく過ごしているから時間の流れが遅く感じる。
もしその通りであれば、有給消化中もFIRE後も同じように時間の流れが遅く感じるはずです。

社畜の時の時間の感じ方も同様です。
無目的だと時間の流れが遅くなるという話は「何か」違う感じがします。

無意識に不満に思っているのかも?

もう1つ書いてあったのが、時間の流れの感じ方は心理的な要因が強く影響しているという話です。

記事には満足感が高いと時間が早く感じると記載されていました。
これが正しいなら、FIRE1年以上前の私は生活に満足しているから時間が早く感じて、FIREまで1年を切ったら今度は満足していないから時間が遅く感じていることになります。

1年以上前と1年前から仕事内容が変わったりしていないので、内容に満足しているとか不満ということはないと思います。
じゃあ何が不満か、中々FIREできないことに対する不満でより体感時間が遅くなった可能性があります。

ですが、FIRE前後に関しては特に不満というものは存在しません。
FIREした後は、やりたくないことはしないし、やりたい時にやりたいことをしています。

そこに不満なぞある訳がありません。
有給消化中は満足していて、FIREした後は不満に感じている部分があるとすれば、有給消化期間中は会社に所属していて給料も出る、その上仕事には行かなくて済むというパーフェクトな状態でした。
その後FIREしましたが、会社と給料は無くなっています。

この格落ちした部分が不満なのでしょうか?
言うほど不満では無いと思っているんですが、どこにも所属してなくて、給料が出ないことを無意識に不満と感じているのかもしれません。

書いてて思いましたが、特に不満ではないんですけどね。
時間が経てば、また違った感じになるのかもしれません。

当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
FIRE後
スポンサーリンク
シェアする
nekonabeをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました