「闘」という文字が入るほどの争いではない
私はあと108日ほどでFIREするので、もう関係ないと言えば関係ないのですが、3月中旬に入って、企業から春闘の回答が出てきたので、最近賃上げのニュースが良く報道されています。

ここ数年で見慣れてきましたが、満額回答が多いようですね。
ただ上がっていると言っても、まだ明らかに物価高に負けている感があるので、賃金上がった感はゼロですね。
そもそも賃金が上がったという感覚を得るためには、可処分所得が増えていないと駄目なので、税金+社会保険料に加えて、家賃とか電気代とか食費諸々払ってどれくらい手元に残っているかで判断しているんだろうと思います。
ここ数年、手残りが増えていますか?と聞かれたら全然増えてないよ。
むしろ減っているという人の方が多いのではないでしょうか。
私もどうだったかなと思って、生活費と税金諸々払って2023年と2024年で幾ら現金が残ったのか家計簿を確認してみました。
その結果、2023年と2024年比でマイナス22%減でした。
2023年も2024年も賃上げとやらで、少しは月収が増えているはずなんですが、それでも手残りは減っています。
これでは賃上げを実感できる訳もありません。
それにしても特に何か買ったという記憶も無いのですが、何で22%も減っているんでしょうね。
物価高だけでは説明できない現象が我が家の家計で起きています。
会社が潰れても構わんってくらいに毎年吹っ掛けろ
春闘が終わるのが3月末までなので、私が居る会社も回答がそろそろ出てくるはずです。
要求を出しているのを一応見てはいるんですが、毎年( ´_ゝ`)フーンって感じですね。
要求がそもそも渋いんですよ。
これくらいなら上げてくれるかな?みたいな要求を出して、その結果が満額回答ですと言われても、そりゃ上がった感があるわけありません。
もっと吹っ掛けないと。
会社が潰れても一向に構わんってくらい吹っ掛けないと。

経営者からしてみれば、「あれ?こんなもんで良いの。」と思っている可能性が高いですよ。
どうせ吹っ掛けても出し渋るんだから、ギリギリまで絞り取る気概が必要です。
そこまでやって初めて闘という文字を入れても良いと思います。
ただ、少額にしろ給料を上げてくれれば嬉しい、これは間違いありません。
ですが、「ありがとう」と思える程ではない。
「もっと余力あんだろ?ジャンプしてみろよ」と言いたくなるくらいの額しか上げない。
だから、給料が上がった感じがしないってことですね。
辞めた後も影響がある給料
恐らく4月からの給料はほんの少し上がると思います。
私が恩恵を受けられるのは、4月、5月(有給消化)、6月(有給消化)の3カ月だけです。
もう辞めるとは言え、辞めた後の失業給付の金額は変わってくるので、幾ら増えるかというのは結構重要です。
失業給付は退職前6ヵ月間の賃金総額 ÷ 180で決まります。
残業も含まれるので、4月までは残業していた方が支払いが多そうですが、今さらそんなに働きたくないので、何も考えずにゆるゆると働こうと思います。
働きたくないけど、辞めた後の失業給付はいっぱい欲しい。
そう考えると、4月からの給料は、会社が潰れるほど上げて欲しいものです。
だけど、今年もきっと渋いでしょうね。
最後まで金払いの渋い会社だったという感想で辞めることになりそうです。
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