青の平行チャネルの中間線が活躍した1週間
先週は青の平行チャネルの中間線を重視して、買い方針を続ける方針としていました。
取引は寄り付きで買い、28日のコンファレンスボード消費者信頼感指数(予想96.6、結果102.0)の発表前に損切りしています。(青丸部分)
コンファレンスボード消費者信頼感指数の結果が良かったので、結果を見てから再度買い、青の平行チャネルの中間線に到達時に決済しています。(橙丸部分)
最後は中古住宅販売成約指数(予想0.0%、結果-7.7%)と結果が悪かったので、結果を見た後売りを仕掛けてみましたが、株価と裏腹に円安方向に流れてしまったので、31日のPCEデフレータ(予想2.7%、結果2.7%)の発表前に損切りしています。(紫丸部分)
1勝2敗でほぼプラスマイナスゼロでしたが、ちょっとマイナスでした。
30日~31日の取引が本当に無駄でしたね。
方針に逆らわずに、素直に買いで着いていけば良かったです。
想定以上のマイナス結果を見て反転すると思ってしまったのが良くありませんでした。
2024年5月27日週の利回りとドル需要について
5月27日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.46%、週末4.50%でした。
最も高かったのが5月30日2時台の4.63%、最も低かったのが5月28日17時台の4.44%です。
先週は横ばいからやや上昇傾向を想定していたので、ほぼ想定どおりの動きとなりました。
ただ固いと思っていた4.5%を上抜け30日に4.6%を付ける場面があったので、想定よりはやや強い展開でした。
週末にかけて金利も下がってきたため、終わってみれば4.5%台まで戻ってきましたが、10年債より短期の国債の入札が低調だったようで、それによって一時的に利回りが上昇したようです。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向で、週末にかけて少し垂れ気味で引けています。
RSIは29日まで上昇傾向、それ以降は下落傾向で引けています。
ストキャスティクスは28日まで上昇傾向、それ以降は下落傾向で29日以降はデッドクロスを伴う下落傾向です。
チャートを見る限りMACDはゴールデンクロスしていますが、RSIとストキャスティクスは弱い状態で引けています。
また、MACDも上昇力は週末にかけて息切れ気味なことから、それほど強い上昇は無さそうに見えます。
総合してチャート的には横ばいからやや下落傾向の推移になるのではないかと想定します。
日本国債10年物の利回りは週初1.00%、週末1.07%でした。
先週は横ばいから上昇傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりでしたがもっと1%でを挟んで一進一退の動きをイメージしていました。
1%を挟んで一進一退どころが、1度も1%を割り込まず上昇傾向だったのでその点は想定と異なる動きでした。
MACDは変わらず上昇傾向、RSIは29日まで上昇傾向でそれ以降は下落傾向週末にかけて少し戻す動きになっています。
ストキャスティクスは29日まではほぼ横ばい、それ以降は下落傾向で週末にかけて少し戻す動きです。
来週の日本国債10年物の利回りは、MACDを見る限りは下がりそうな感じに見えないため、横ばいから上昇傾向の推移になると想定します。
5月27日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初104.74で、週末104.62でした。
最も高かったのが5月30日14時台の105.18、最も低かったのが5月28日20時台の104.33です。
先週のドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向を想定していました。
節目の104.7を挟んでの動きを想定していたため、想定どおりの動きになりました。
MACDは29日までは上昇傾向、それ以降は緩やかな下落傾向です。
RSIとストキャスティクスも29日までは上昇傾向、それ以降は下落傾向です。
チャートを見る限り、下落傾向となりそうですが、また104.7を目指して戻しそうなので、横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
VIXは週初上昇して14.88まで上昇しましたが、週末にかけて急落して戻したので12台で引けています。
週初12.51、週末12.91でほぼ横ばいです。
株価は先週予想していたとおり週を通じて弱かったです。
金曜日寝る前まではだだ下がりでしたが、起きたら急反発してました。
それでも週初の株価まで戻すことはできずに引けています。
NYダウ平均株価は週初39,082ドル、週末38,686ドルのマイナス383ドル、0.98%の下落となりました。
38,000ドルで一旦底を打った感があります。
MACDは先週のデッドクロス以降から続く下落傾向が続いています。
RSIは30日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向に転じています。
ストキャスティクスは29日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向です。
週足では3つとも下落傾向が続いています。
チャートを見る限りはまだ弱いように見えます。
本当に38,000ドルが底かを試す展開になりそうです。
2024年6月3日週のドル円取引について
6月3日週の10年物金利は横ばいから弱い下落傾向、ドルインデックスは横ばいから弱い上昇傾向になる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、6月3日の22時45分に製造業PMI、23時にISM製造業景気指数、6月4日の23時にJOLTS求人件数と耐久財受注、6月5日の21時15分にADP雇用者数、23時にISM非製造業景気指数、6月6日の21時30分に貿易収支、6月7日の21時30分に非農業部門雇用者数と失業率の発表があります。
来週は雇用統計に注目ですね。
MACDは緩やかな上昇傾向ですが、ほぼ横ばいの推移です。
RSIとストキャスティクスは29日まで上昇傾向、それ以降は下落傾向、30日に少し戻して引けています。
週足のMACD、RSI、ストキャスティクスは先週と変わらず、共に緩やかな上昇傾向での推移が続いています。
チャートを見る限りはどちらに動くか分からない曖昧な形ですが、どちらかと言えば円安方向に動きそうです。
青の平行チャネルの中間線で頭を押さえられる展開がここ3週間以上続いているので、この中間線は重要です。
先週末時点でこの中間線から乖離し始めているので、中間線到達までは買い継続、それ以降は一旦手放して様子を見る展開になりそうですね。
先週と変わらず、明確な売りサインが無いので売りは控えておくことになりそうです。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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