ウクライナ情勢で相場が荒れる。
今週はウクライナ情勢が緊迫してきましたね。
アメリカのバイデン大統領もプーチン氏がウクライナ侵攻決断と確信していると発言する等、ますます緊迫してきました。
睨み合いで終わるかなと考えていましたが、本格的にウクライナ侵攻ということになると、相場は大分荒れそうです。
アメリカもロシアもどちらの言い分も信用ならないので、本当にどっちに転ぶか読めません。
侵攻か外交で解決するか。侵攻となると暫く相場が荒れるのでできれば外交で解決して軟着陸して欲しいものですが、投資家の思いなんて関係なく進むので見守るしかないですね。
NYダウも日経平均も酷いがギリギリで踏ん張る
2月14日週は投資家にとって頭の痛い展開だったと思います。
「もう止めてくれ~」という声が聞こえそうです。
日経平均は、2021年のレンジ下限である27,000円を割り込むと、「やっぱ嘘~」という感じで27,000円を回復するという動きをしていました。
27,000円を挟んで行ったり来たりといった動きです。
週末にウクライナ侵攻となれば文句なしに27,000円を割り込んでいきそうですが、ウクライナ侵攻が無くても2月18日のNY市場が弱かったので、一度は27,000円を割り込みそうですね。
日経平均はレンジ下限に到達していますが、恐ろしいことにまだまだ売られ過ぎの水準には無いんですよね。
下がるとなればまだまだ下げそうです。
日本株は見るだけでノータッチが基本戦略になりそうです。
2021年11月にストキャスティクス40台から一気に0.12まで下げたことがありましたが、その時は日経平均株価は1700円程度下げました。
日本株はグローバルマーケットで見るとお金が逃げるのが超早いので、同じことが起きる可能性は十分あります。
NYダウも2月14日週は日経平均と同様に悲惨な結果になりました。
こちらもレンジ下限の34,000ドルの攻防が熱かったです。
NYダウはヘタレな日経平均とは異なり殆ど34,000ドルを割り込みませんでしたけど・・
2月19日の2時過ぎに1度割り込んだくらいです。
その後は反発して34,079ドルで取引を終了しています。
NYダウは日経平均とは異なり、売られ過ぎ水準に到達しています。
しかもFastは上向きになってきました。
実際にウクライナ侵攻ということにならなければ、NYダウは反発しそうです。
終わってみれば、日経平均株価もNYダウ平均株価も27,000円と34,000ドルを割り込むなく踏ん張りました。
まだまだ総悲観という程、悲観されていないからだと思いますがウクライナ侵攻がなければNYダウは反転しそうな雰囲気です。
こういう時に強いのは金
2022年1月末頃からウクライナ情勢が緊迫してきてから日経平均株価もNYダウも崩れてきましたが、調子が良いのは金です。
お金じゃなくてGOLDの方です。
やはり政情が不安定になってくると現物資産が強いですね。
私もポートフォリオに金や銀といったコモディティを混ぜているので、現状の金融資産は前月比プラスを維持できています。
2月1日から168.57ドルから177.12ドルまで上昇しています。
上昇幅は5.07%程です。
ウクライナ侵攻ということになれば、更に買われることになると思われるので、〇〇ショックに備えて安い時にコモディティを買っておくのは重要だと思います。
いざ、世界的な経済的なショックが発生した後に仕込んでも遅いですからね。
NYダウが最高値を更新と調子が良いタイミングで買っておくのが重要だと思います。
デジタルゴールドとか言われていたビットコインは弱いですね。
19日の23時点では4万ドルを割り込んでいます。
金のように政情不安等がある有事のケースでは上昇していませんが、株価ともコモディティとも違った動きをしているように見えるので、多少ポートフォリオに混ぜた方が資産が安定するかもしれません。
今のところはポートフォリオに組み込む予定はありませんけど。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
コメント