オッサンは資産の棚卸が面倒くさい方が良いと思う派
私はFIREする前からそうなんですが、資産の棚卸は月に1度だけと決めています。
FIREを目指している人や、FIRE済みの人の中にはマネーフォワード等を使って資産をひとまとめに確認できるようにしていて、常に確認しているという人も多いのではないでしょうか。
私は各証券会社の資産残高と、銀行口座の資産残高をエクセル上(PCを変えてからはスプレッドシート上ですけど)で集計して資産総額を算出しています。
「何でそんな面倒くさいことを・・・」という人も居ると思いますが、なかなかどうして意味はあります。
面倒くさいので資産がいくらあるか、まめに確認しようって気にならないという点がメリットです。
正直、FIREする前もFIREした後もまめに資産総額を確認する意味なんてありませんからね。
簡単に確認できてしまうと、ついつい見ちゃう人は多いでしょう。
今日はプラス〇〇万円だったとか、今日はマイナス〇〇万円だったとか
毎日確認して一喜一憂しても意味はありません。
何なら有害だとすら思います。
FIRE前はそれが働くモチベーションになる。なんて人も居そうですけど
FIRE後は今日は増えた、今日は減ったなんて毎日確認していたら、それが気になって仕方がないでしょう。
暮らしに影響すると思います。
これ買おうと思ったけど、今日は資産がマイナスだったから止めとこう。とか
今日はプラスだったから普段買わないものを買っちゃおう。とか
ちょっとした支出にすら影響を与え出すと、長期的には毒になりそうです。
ようやく億り人になれたオッサン
そんな訳で月に1回、月初に確認することにしていた私ですが、今はちょっとマメに確認してしまっています。
それもこれも大台が近いからです。

11月に集計した際に、限りなく1億に近い額だったので12月中に1億円超えるかなと何度か確認してしまいました。
10日、20日と10日おきくらいに確認してしまいます。
そして、週明けに集計して確認したら1億円を超えていたので今記事を書いています。
この記事を書いている時点で1億とんで60万円くらいですね。
FIREした年になんとか億り人に到達できました。
1,000万とか5,000万の時はあんまり感じませんでしたが、1億は「やったった感」がありますね。
家を買わなければもっと早く到達できていたでしょうが、感無量です。
富裕層の達成感を考えてみる
1億円の到達で何でこんなに達成感があるのかなと考えた時に、真っ先に思いつくのが野村総研の純金融資産ピラミッドです。
このFIRE民なら親の顔より見ていそうな三角形の階段を1段上ったということが影響していそうです。
マス層からアッパーマス層に移動した時は、FIREを考えていなかったのでいつの間にか通過していました。
アッパーマス層から準富裕層に移動した時も左程感慨はなかったんですが、準富裕層から富裕層は何か違いますね。

この違いは数的な問題もあるのでしょう。
準富裕層は何だかんだと403.9万世帯も居ますが、富裕層以上はその半分以下165.3万世帯しかいません。
上位2.96%、偏差値なら上位2.87%で69あります。
準富裕層だと上位10.2%なので62くらいですね。
この偏差値の差7が大きいのかも
学生時代だったら、偏差値60以上から7も上げるのは至難ですからね。
偏差値40から偏差値60まで上げるのはそこまで厳しくないですけど、60から7も上げるのは大変です。
学生時代の苦労を思い出したのかもしれません。

到達までの時間もあるのかも?
アッパーマス層から準富裕層まで約3年ほどかかりましたが、準富裕層から富裕層までは約7年かかっています。
途中で家を買って2,000万円以上使ったのも影響していますが、巷でよく言われる資産額が増える程資産増加スピードが上がる感覚は感じつつも、5,000万円を倍に増やすというのはなかなか苦難の道であったことが分かります。
アッパーマス層から準富裕層より、準富裕層から富裕層の方が倍以上時間がかかった。
しかもこの間はFIREを考えつつだったので、より時間がかかった感が強いのかもしれません。
次のハードル富裕層から超富裕層は今の5倍ですからね。
生涯到達できるかは疑問ですが、とりあえずこれからは富裕層のオッサンということで1つやっていこうと思います。


コメント