世の中の無駄なことランキングTOP10は固いアレ
ホント誰が言い始めたのか。
この世の中で無駄なことランキングがあれば、確実に上位が狙えるものの1つに「専業主婦を年収換算したら、お幾ら万円になるか?」という話があります。
このテーマ、非常にテリブルな考え方です。
まず、年収換算すべきではない物を金額に換算しようとしているというのが非常にマズ味です。
これを考えた人は、多分道徳の授業をまともに受けていないんでしょうね。
小学生の頃、「お母さんのせいきゅう書」という話がありましたけど、この話を見て我が身を振り返らなかった子供が、この専業主婦の年収換算なんて話を考えたのでしょう。
ちなみにお母さんのせいきゅう書は、子供がお手伝いをしたことに対してお母さんに請求書を出すんですが、お母さんはお金と一緒に看病した等の内容を0円と記載した請求書を出します。
子供はその請求書を見て改心するというお話です。
私も30年以上前に見たのに未だに覚えているので、家族愛を金額に換算することの愚かしさを理解していますが、この辺りをちゃんと考えられないと年収換算とかいうアホな考え方に至るのでしょう。
金額換算するのは誰得なのか?
こんな話を真に受けた専業主婦の旦那は相当厳しいだろうなとは思います。
専業主婦が大変とか大変じゃないという話をした場合、もちろん大変なケースはあるでしょうし、大変なら何が大変なのか、なぜ大変なのか、どういった手助けができるのか。
といった建設的な話ができるでしょう。
ですが、金額換算に関してはまるっきり意味がありません。
旦那がこんな話されたら、「じゃあ、俺が主夫するからあなたがその金額で外に働きに出たら?」と言われるだけです。
実際にそんなことを言ったら嫁が発狂するだけなので、コイツはとんでもねぇ呪物を拾ってしまったと、旦那はため息つきつつストレスを溜めるのでしょう。
無駄にストレスを与えるだけの行動で、繋がりや愛情といったものから最も遠い考え方だと思います。
金額で算定すればより安価なサービスに椅子を奪われる
そもそもこの年収換算もプロの仕事を、何故か1日中やっているという計算をして算出したガバガバな計算です。
プロの家事代行なら日本の狭い住居で1日中家事をすることなんてありません。
2時間もやれば一通り終わらせるでしょう。
つまり、プロではありえない非効率さと、金が取れないクオリティに金額をつけているというのが、この専業主婦の年収換算です。
旦那もため息の1つや2つつきたくもなるでしょう。

こんな話を独身のオッサンが何でしたのか?
それは、家事ロボットが発売されたというニュースを見たからですw
そのお値段、なんと297万円ですw
凄い安いと思いました。専業主婦の年収換算で言えば、数か月分のお安さで文句も言わない家事ロボットが購入できます。
メンテ費用を考えても、専業主婦のメンテ費用より断然格安です。

こんなの見たら、旦那はこのストレス物質と離婚して、家事ロボットでも導入するか~と真剣に検討しそうですね。
アプリや音声で指示をするだけで、洗濯物をたたんだり、棚を整理したり、部屋を片づけたりといった家事をこなすことができるそうで、AI搭載のため、会話を通じてユーザーに合わせたサポートもできるそうです。
「主婦の仕事を年収換算したら〇万円」とか言うようなヤツと一緒に暮らすなら、AI搭載ロボットと一緒に生活する方が遥かにQOLが高いような気がします。
オッサンは一人暮らし歴が長いので、家事が面倒とは思わないんですが、急病になったら救急車呼んでオートロック開けてくれたり、適当な会話相手になってくれれば買ってもアリだと思いました。
後は猫を飼いたいので、旅行中にエサやりとトイレ掃除してくれれば、普通に欲しいですね。
金額に換算なんてしちゃうと、こっちの方が安くて良いってなるでしょう?
ホント道徳教育って重要ですね。


コメント