多分誰でも腹落ちするFIREする理由

うさぎ8 FIRE後
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FIREは「やらない」ことが目的

私は常々FIREは「やりたくないことを、やらない」ことが目的という話をしていました。

FIREにおける安心要素
FIREしたら訪れる山も谷もない暮らし私がFIREして約3カ月今のところ山もなく、谷もない平穏な生活が続いています。通勤もなく、厄介な同僚や顧客もなく、面倒な目標やノルマもなくと、これまで人生におけるお邪魔虫だった物がすべて取り除かれた状態...

これは私が何かやりたいことがあってFIREする訳じゃなかったことも理由の1つですが、「あぁ、そう言われればそうだな」と思ったことがあったので、今日はそのお話をしようと思います。

社畜は快楽に比べて苦痛が多すぎる

そのFIREの目的を再度考えることになったのは、「快楽を増やす」と「苦痛を減らす」。幸せになれるのは、どっち?という記事を見たからです。

「快楽を増やす」と「苦痛を減らす」。幸せになれるのは、どっち?
苦しみに満ちた人生をどう受け入れ、どう生き抜くか。出世や富では満たされない心の空虚に向き合い「偽りの幸福」を手放すことで「真の幸福」を見出すための考え方をショーペンハウアーの哲学から学ぶ。韓国では60万部を超えるベストセラーとなり「ショーペ...

「一の苦痛は十の快楽と同じほどの力を持つ」
この言葉は正に私がFIREでやりたくないことを「やらない」ことをFIREの目的としている理由とも合致します。

「やりたくないこと」というのが私にとって苦痛に当たり、それが社畜ってことですね。

社畜をしていると多くの「やりたくないこと」をすることになります。
興味もない仕事だったり、仕事の中で反発されたり、想定どおりに上手くいかなかったり、突発的なトラブルが起きたりと、嫌なことは日常的に起こります。
何だかんだと上手くやって、最終的には何とか形にしてやりきることになるんですが、この1つの成功(という快楽)を得るために一体どれだけの「やりたくないこと」をするんでしょうか?

10の苦痛と1つの快楽というのが社畜の仕事というもので、ショーペンハウアーの言葉を借りれば、100の快楽が仕事に無ければ全く釣り合いが取れません。
釣り合ったところでやりたくないので、150くらいの快楽がないと割に合わないですね。

この圧倒的な不均衡を前にしたら、そりゃ社畜をしないでFIREした方が良いと思うのも納得でしょう。

脇目も振らずに嫌なことから逃げろ(ただし準備はする)

投資の世界には「利益と損失が同額だった場合、人は損失の方が大きな痛みを感じる。」という有名な法則がありますが、苦痛と快楽に関しても同じです。

苦痛の方がずっと頭に残ります。
良いことがあっても、そんなに長い時間覚えていません。
会社で表彰されても、そんなことを何年も喜んだりしないでしょう。
ですが、嫌なことはいつまで経っても覚えているものです。

寝る前のふとした瞬間に「嫌なこと」を思い出してベッドでゴロゴロ転げ回ってしまう人も居るでしょう。
恐らく人類の進化の過程で、失敗から多くの学びを得てきたからこそ、上手くいったことより、上手くいかなかったことをより頭に留めておくのだと思います。

まぁ、わかっちゃいるけど・・・なんですよね。
だからといって、ずっと「嫌なこと」を続ける理由にはならないです。

記事の中にも良いことがあったら具体的にメモして後で何度も反芻しろ、悪いことは短く事実だけメモして忘れろって書いてますけど、そんなことをするより社畜という舞台から降りて、「あぁ昔あんなことがあったな」程度にした方が嫌なことも風化しやすいと思います。

味のしない快楽を何度も噛み締めるより、嫌なことから遠ざかるためにFIREする。
社畜という苦痛を取り除いた方がきっと幸福です。
やりたくないことをやらずに、やりたいことだけすれば快楽しか残りません。
快楽を増やすより、苦痛を減らすのがFIREの胆だと思いますし、誰もが納得しやすい話なのではないかと思いました。

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